こんにちは
すっかり秋めいてきましたね
さて、今回はうさぎの飼い方についてお話しします。
最近は散歩が要らない、鳴かないといった理由で犬猫についで
うさぎを飼う方が増えてきています
手間がかからなそう!と飼ったはいいものの、、、
実際何に気をつけたらいいの
という方も多いと思います。
少しでもこの記事が参考になればな、と思います
ケージ
十分に動き回れる広さのものを選びましょう
また、床が金網状のものは足を痛めてしまう可能性があるのですのこ等を敷きましょう
置く場所は直射日光が当たらない涼しくて静かな場所がいいでしょう。
ごはん
主食は牧草です。
一番メジャーなのはチモシーと言われるイネ科の草だと思います。量を気にせず、常に置いておいて問題ありません。
ペレットはあくまでも副菜なのであげ過ぎには注意が必要です
肥満の原因になったりします。
また、うさぎの歯は一生伸び続けます。牧草を食べることで歯を繊維で削っています。
なので牧草をあまり食べず、ペレットが主食になってしまうと歯がうまく削れずに噛み合わせがうまく行かない不正咬合や、歯が伸びすぎて過長症の原因になることがあります
歯がうまく噛み合ってない様子です
これは前歯の噛み合わせですが、見えにくい奥歯が原因で食欲がなくなることも多いです。
なにか少しでも異変を感じたらご相談ください
お水は毎日新鮮なものに変えるのが理想です。
すこし余談ですが
最近では家庭で牧草(イタリアンライグラス)を育ててる方もいるそうです
家庭菜園用の土で、水やりは土が乾燥しない程度で大丈夫です。
種まき時期は4.5月で2.3回収穫できるそうです
ただし、生の牧草はお腹を壊しやすいので少量で、基本的にはしっかり乾燥させたものをあたえましょう。
ぜび育ててみてはいかがですか
トイレ
うさぎは一箇所にトイレをする習性があるので、トイレを入れておくとちゃんと決まった場所でしてくれる子が多いです。
なかなか覚えてくれない子には、トイレにおしっこのにおいが付いたものを置いたり、トイレ以外の場所ににおいを残さないようにしてみましょう
部屋の掃除はこまめにしましょう。
ブラッシング
目安として週1のペースでブラッシングしましょう。
長毛種だけでなく短毛種でも必要です。
毛並みに沿って優しくとかしましょう
ブラッシングをしないと抜け毛も飲み込んでしまいお腹に毛玉が溜まってしまう毛球症の原因になることがあります
毛が抜ける時期は毎日のようにブラッシングするのをおすすめします。
運動
ケージ内では運動不足になってしまうので毎日ケージの外で動く時間があるといいでしょう
うさぎはすぐにものをかじるので、壊されたくないものや電気のコードなどは十分に注意しましょう
また、リードとハーネスを嫌がらず付けさせてくれる子であれば外にお散歩に行ってもいいでしょう。
その場合、食べてはいけない草に注意しましょう
ワラビ、スズラン、クサノオウ、イヌホオズキはです。
室温
うさぎは暑すぎても寒すぎてもダメです
28度以上が続くと熱中症になってしまいます。
寒くても鼻風邪のような症状が出ることがあります。
夏は適温は25度前後です
温度調節が苦手な動物なので冷房は風が直接当たらないようにしましょう
冬は20度前後が好ましいでしょう。
ペットヒーターを入れたり、ケージをバスタオルで覆ったりして寒さ対策しましょう。
人間もうさぎも快適に過ごせるといいですね
もっと詳しく聞きたい方、ご質問がある方はお気軽に当院のスタッフまでお声掛けください