フォントで伝える!2 | 北海道デザインを探すなら-釧路・札幌で選ばれているカタナデザイン

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釧路からデザインを伝える。
こんにちは!四畳半のデザイン基地『KATANA』の石田です。

今日は昨日の記事の続きを書きます!

タイポグラフィでは文字の大きさやスペースも重要、と書きました。
今日はその部分を考えていきます。

日本語は「漢字」「ひらがな」「カタカナ」で構成されています。
一般的に
ひらがな=丸
カタカナ・漢字=四角

とされています。

んん?どういうこと?
という方!

例としてこちらをご覧ください。

あ

ア

亜
どうでしょう、分かりますかね?
文字の形がひらがなは丸タイプ、漢字・カタカナは四角タイプということですね。

じゃあ、この丸と四角になるからって何なの?
という部分ですが…

丸は外側の空白が多くなりますよね?
これによって、ひらがなは空間の占める割合が小さくなるんです。

じゃあ、ひらがなは小さく見えるんだから大きく書いて…
って、逆なんです!

こちらをご覧ください!

japanese

上の文章は文字の大きさを全て均一にしたものです。
下の文章はひらがなを小さく、漢字を大きくしたものです。

下の文章は視認性が高いはずです。

ではなぜ、小さく見えるひらがなをさらに小さくすると視認性が高くなるのか、ですが…
文章を見る時、漢字を最初に見る習性があります。
漢字だけを見ても、ある程度意味が伝わる場合が多いんですね。

この文字の大きさのバランスですが、一般的な割合は
漢字:カタカナ:ひらがな=1:0.9:0.8
とされています。
日本語でカタカナを使う場合は固有名詞=それ単体で意味のある言葉が多いので、漢字よりは小さめに、けれど視認性は低いのでひらがなよりは大きめになるわけです。

これはタイポグラフィのような文字によるデザインだけの話ではなく、手書きの文字でも意識して書くことで美しい文字になります!

みなさんも、文字のバランスを意識して書いてみませんか?
美しい文字は、見てくれる相手への印象もよくなりますよ!

我々『KATANA』では、文字だけでなくデザイン全般のご相談を受け付けております!
是非一度ご相談ください!

・ご相談はこちらからどうぞ。

メール:info@katana-d.com


風邪が流行してるみたいです。今現在自分も39度の熱が…。
みなさん、体調管理に気を付けてください!

それではまた次回!