皆さまこんにちは。 

 

先日から人身事故のことを書いていましたが、

7日の渋谷帰りにも井の頭線で人身事故のため足止め。大回りの乗り継ぎをして帰宅しました。

 

そしてその翌日土曜日、保護者会へ行く途中でも、

別の路線が人身事故でストップしていました。

 

 

日本は大丈夫でしょうか…

 

 

さて。

とある平日の昼間。

大袈裟ですね、とある…ではなく、

つい先月のことです。

 

 

 残念な体験

 

嗅覚異常の治療のため、鍼灸院へ向かう電車内でのこと。

 

最寄り駅から電車の座席に座り発車。

眼の前には男子高校生が3人。

手にはスマホです。

 

(電車の中の図)

 


                          ↓↓入口ドア

 

  ◯①②】  ベビーカー 【◯◯◯◯

         ↑幼児       +ママ

  ◯◯◯◯】

 

…男子生徒 

◯…その他乗客


 

こんな感じで、空いている席にママ幼児を座らせました。

ベビーカーには赤ちゃんがいて、ママはベビーカーから目が離せないので、

私が席を譲ろうにも微妙な距離が空いてしまいます。

 

さて、ここで問題です。

どうするのが正解でしょう?

…正解はありませんね。

 

でも、私は③の男子が席を譲ってあげて欲しいなぁと思いました。

しかし、全く気配なしどころか、

なんと。

 

あろうことか、横目でチラッと、

その状況を確認するや、

ワイヤレスイヤホンをして寝たふり

しかも足をびよーんと伸ばして、

下にリュックを置いて、ダラリと落ちた肩紐は乗客が踏んでしまいそう。

 

①②の男子はキャッキャとスマホゲームに夢中

 

情けない…

情けな過ぎて、ついオバサン目線で

ジーっと凝視👁👁してしまいました。

…が、気付く気配なし。

 

すぐに次の駅に停車。

私の隣が空いたので、そこを手で押さえてキープして、

そのママに「ここ、二人でどうぞ✋」

と声をかけて席を立ち譲りました。

 

とても晴れた暑い日で幼児は汗だく。

ママは何度もお礼を言いながら、

ベビーカーを手に幼児の移動完了。

二人で並んで座れて良かった。

ベビーカーには荷物も多く、

とてもお疲れのご様子でした。

 

一方の男子三人は…

相変わらずでした。

 

悲し過ぎませんか?

いくら日本で紳士教育がなされていない

(と思っていたりする)とはいえ、

人として気付いて欲しい、この状況。

 

見られていますよ、あなた達の学校と、

その振る舞いを

(制服、校章でわかってしまいます)

 

 

 紳士的な人を目撃、格好良い

 

渋谷へ行く電車の中。

目の前にヘルプマークをつけた女性が乗ってきたので席を譲って立っていたら…

 

別の席が空いて、その前に立っていた男性が…

隣の女性に「どうぞ😊✋」と!

席を勧めました。

かなり久しぶりに目撃した紳士的な方。

なんだか気持ち良いですね。

 

一方で、最近の子供はすぐ座ります。

私が子供〜高校生の頃…古い話です…

子供なのに電車で座るなんて恥ずかしいとさえ思っていて、

いくら空いている電車でも絶対に座りませんでした。

踏ん張って立ち、どのように立てばふらつかないか試したものです。

 

そして、最近少し気になること。

子供達や若い人達の太腿が異様に細い。

これ、まずい気がします。

太腿の筋肉が痩せていて、膝が飛び出ている…。

 

いつもジェンヌさん達の、

鍛え抜かれた立派な太腿の筋肉

を見ているので、見比べると一目瞭然。

 

昨今は犯罪が多く、子供だけで外遊びをさせられないのも事実。

運動不足は否めず、子供だけのせいではありません…

子育てが本当に大変です。

この子達が大人になる頃、そして足腰が弱くなる高齢者となる頃、

日本はどうなってしまうのでしょうか

 

…と考えていたらタイムリーな特集があってビックリ。

やっぱりそうなのですね…

 

転倒や骨折も…子どもの骨や関節が衰える「子どもロコモ」が増えている?チェック方法は?体操や遊びで改善も | NHK | WEB特集 | こどもニュース

 

 

 “紳士的”…日本ではどう?

 

話が反れました。

あの日の鍼治療のおかげで?コロナの

後遺症で患った嗅覚味覚異常は少し回復、

先日の、姪の結婚式ではめでたくフルコースを食すことが叶いまして。

 

馴れ初めの話でなぜ姪が彼を選んだか。

「会った時に“紳士的な人”と思ったから」

ですって✨

 

それを聞いていた娘は大きく頷いていました…

いつも観ていますからね、

宝塚の麗しいことこの上ない紳士達を。

 

 

少し前に、ある冊子で読んだ話です。

法政大学名誉教授の風間研さんの寄稿で、

パリ在住だったお父様の風間完さんに同行された時の体験談。

 

1967年のこと。

 

パリで生活するのに必要なイロハ

として書かれていて…

 

まず、

ギャルソンとは愛想よく会話し、

 早く顔を覚えてもらうこと、

 チップを忘れぬこと。

 そして、前菜、メイン、

 デザートの三品を取り、

 フラスコに入った赤ワイン

 を注文すること

なんだか素敵ですよね✨

 

そしてここからが本題。

狭い舗道で婦人が向かいから歩いてきたら、少し待って道を譲ること

バスの中で立っている婦人がいたら即、席を替わる

 

慣れてくると、なるほどパリの若者たちはごく自然に実行していることに気づき納得させられた。これが伝統というか、培われた文化なのだろう

 

く〜っ❗

沁みます。

 

前から歩いてくる男性(特に)が、

避けるでもなくぶつかってきそうで、

こちらが察知して避けねばならぬ日本

 

バスでも電車でも空席があれば、

誰が立っていようと押しのけて、

我先にドカンと座ってスマホを手にゲームをする男性が多い日本。

 

でも、紳士…“的”とは男性だけを指して言うのでしょうか、調べてみたら…

 

 

 「紳士的」でありたい

 

【執筆者 TEXT :Precious.jp編集部 】

「紳士」は、性質や品行が正しく、

礼儀に厚く、

学徳の高い貴人を指す言葉です。

 

■由来

「紳」という字は公家の正装である衣冠束帯で身に付ける幅の広い帯を意味し、

官位が高く身分ある人は礼装の際に笏をこの大帯に差し挟んだところから、

貴人を表す言葉となったとか。

それが転じて、1879年ごろから英語の[gentleman]の訳語として、

上流社会や地位、財産のある男性を示し、

さらには、知性や教養が豊かで、

礼節や信義をわきまえた男性の呼び名として使われるようになりました。

 

【「紳士」と呼ばれる人とは?「特徴」】

■内面

・教養がある ・品格がある 

・礼節をわきまえている ・優しい 

・頼りがいがある ・有言実行 

・冷静 ・信頼できる 

・他者を不快にさせない

 

上記のような男性を「紳士」と呼びます。

乱暴な言葉遣いをしない、

身勝手な言動をしないという

他者を不快にさせない」のが、

もっとも基本的な条件と言えるのかもしれません。

 

■外見

1879年は明治12年、都市部の経済や人々の暮らしが驚異的な速さで変化した時期です。

そんな時代に生まれた「紳士」という言葉が示す男性には、

内面的な品位や教養の高さはもちろんのこと、身なりにも条件がありました。

シルクハットないしは山高帽を被り、

男性用礼服だったフロックコートモーニングコートを着用という、

文明開化を象徴する装いをしてこそ

「紳士」と呼ばれたのです。

 

現在ではシルクハットにモーニングコートというような具体性は薄れたものの、

場にふさわしく、清潔感のある装いが求められます。

 

■「紳士」と「紳士的な人」は違う

「紳士」は男性を表すひとつの言葉。

「紳士服」や「紳士用下着」などと言ったら、男性用につくられた商品のこと。

一方「紳士な対応」や「紳士な人」のように「」が付く、「品格があって礼儀正しく、相手の立場を尊重するさま」となるので性別を限定するものではなくなります

 

■「紳士的」は女性にも使える?

例えば、非常識と思えるクレームで興奮している人に対しても、

冷静に対応する姿は「紳士」。

男性の「紳士」に相当する女性を表す言葉のひとつは「淑女」ですが、

「淑女的な対応」や「淑女的な人」とは言わず、女性であっても「紳士」と表現します。

内面も外見も「紳士」と言ったら、

他者への気遣い」が必須条件のようですね。

 

知性や教養があり、勇敢で優しく、礼儀や礼節を重んじ、他者を思いやり気遣う…

そんな「紳士的な人」になれるよう、努力したいものですね。

 

 

↑とても素敵な記事でした。

 

先日届いた『歌劇』6月号の、

「ワールドオブタカラヅカ」でディケンズについて書かれた記事にも、

紳士について触れた部分がありました。

(105頁)

 

多様性が叫ばれ、男性も女性も平等。

男性だけに“紳士”的であることを求めるのは時代遅れなのかもしれません。

 

それでも、先述のの1967年の風間氏の話には「格好良さ」を感じました。

 

そして今、もう2024年です。

日本…色々と大丈夫でしょうか💧

 

🌟お読み頂き有難うございました🌟

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ

MAROOMS