CAMEL『BRETHLESS』感想&レビュー(1978年UK) | とかげ日記

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【日記+音楽レビューブログ】音楽と静寂、日常と非日常、ロックとロール。王道とオルタナティブを結ぶ線を模索する音楽紀行。



友人のしまDから退院祝いにもらったCD。キングクリムゾンやピンクフロイドのテクニカルだがすっきりした音像に近い。だが、曲の展開はプログレッシブではなくポップソングなので聴きやすい。キングクリムゾンやピンクフロイドの狂気的な音楽性とはかけ離れた牧歌的な響きがあり、療養期間にぴったりだな。ベルセバのようなロマンティシズムと叙情性も感じさせる。しまDから「洋風聖剣伝説2という感じもする」という指摘があったが、確かに聖剣伝説2(スーパーファミコンのアクションRPG)の音楽のようなファンタジックな要素を感じさせる。そして、RPGのバトル音楽と共通するロックなフィーリングは、病気と闘う積極性を涵養できそうだ。気に入ったよ、ありがとう★