A HAPPY NEW YEAR! | とかげ日記

とかげ日記

【日記+音楽レビューブログ】音楽と静寂、日常と非日常、ロックとロール。王道とオルタナティブを結ぶ線を模索する音楽紀行。



あけましておめでとうございます。
今年も『とかげ日記』をよろしくお願いします。

大晦日から1月2日にかけて、外泊で自宅に泊まってきました。

大晦日は紅白歌合戦を見ていたんだけど、息子とのチャンネル争いに敗れ、録画した『おさるのジョージ』をかけることに。まあ、これはこれで幸せな大晦日だな。

紅白をかけていて目に留まったのが竹原ピストルだ。男気よりも辛気臭さを感じてしまって、どうもダメだった。昔、竹原ピストルがやっていた野狐禅のCDはよく聴いていたんだけど。男らしさや大人の背中を見せる曲よりも、大の男なのに詩的で繊細な面がうかがえる曲の方が好きだ。だが、竹原ピストルには目に留まらせるだけの力があると感じた演奏でもあった。

元旦は家族総出で湯島天神に初詣。息子は僕の妹からアンパンマンの人形をもらって喜んでいた。お賽銭を投げる際に、息子に5円玉を渡して投げるように促すと、息子は「えいっ!」と言って、5円玉ではなくアンパンマンの人形をお賽銭箱に向かって投げた。宙を舞うアンパンマン。驚く私と妻。

だが、アンパンマン人形が飛んだ距離も短かったし、お賽銭箱の上に引っかかってとどまっていてくれたので、私たちの手で無事救出できた。これが名づけてアンパンマン危機一髪事件の顛末である。

去年は入院したり、『とかげ日記』の大半の記事を削除してしまったり、ふくろうずが解散したり、良くないことが続いた一年だった。良かったことは、引っ越しが何事もなく終わったことと、息子の保育園転園が上手くいったこと、妻が資格試験に合格したことだな。あ、良かったことも結構あるもんだな。

今年は良い一年にするぞ。自然と笑顔がこぼれ、自分自身が幸せであり、周囲の人の幸せを心から願える一年にしたい。心に固く誓う私なのであった。とりあえず、一月中に退院したいな。『とかげ日記』も鋭意更新していきますよ!(^.^)

今日の一曲
cero「Yellow Magus」


ブラックミュージックに影響を受けたボーカルの譜割が邦楽シーンでは新感覚。それを歌いこなす高城昌平の歌声は、ソウルフルだが同時に繊細で、白人でも黒人でもないイエローなグルーヴを感じさせる。洋楽を模倣ではなく消化したサウンドも素晴らしい。