クスリをやって刑務所に入っていたことが数度ある患者友達がいるのだけど、身近にそういう人がいるのは驚きだわ。
「刑務所の中は楽しいっすよ。ソフトボールもできるし。メシもうまいんですよ。ボリュームもあって。この病院よりもうまいっすね」と彼が言っていたのもカルチャーショック。
その患者友達に「薬物はどこで手に入れたんですか」と聞いたところ、「外国人が売ってくるんですよ」と言われた。
僕が「そんな外国人は見たことがない」と言うと、「街を歩いてれば普通にいますよ。渋谷とかが多いっすね」と平然とした顔で返された。
その後、体重が増えたことを気にしている別の患者友達に対して、この薬物をやっていた患者友達が「痩せるにはアンフェタミン(薬物の名前)がオススメっすよ。マリファナはあまりオススメしないっすね。マリファナやると、食べて太っちゃうから」と話していたんだけど、誰も薬物なんかやらないっちゅーの。
薬物よりも音楽の方が気持ちいいぜ! Radioheadを聴いていると、天国と地獄の狭間にある幻の世界で未来世紀の快感の波に漂いながら、寒々とした荒涼なシーンを背景にして聴こえる温かで孤独な歌声の中で甘く美しい夢を見ているようだ。え? 何を言っているのか分からないって? 自分でも何を言っているのか分かりません。ラリっているわけじゃないよ!
今日の一曲
Number Girl - 透明少女
これぞオルタナティブ。ナンバーガールは、歌心のある歌からは遥かに離れた地点で、刺すような鋭角のギターサウンドに乗せて、石つぶてみたいな激しい歌声をリスナーにぶつけてくるアーティスト。この曲はメジャーシングル一作目で、比較的ポップな方。