タマタマ、治ったんだよ!! | 頭痛 あれこれ

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 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 これまで、極めて多くの方々が自分の創意と血の滲むような工夫をもとにして、医者に頼ることなく、自ら自分の片頭痛を克服され、その経験がネット上に掲載されています。


 まず、これらの代表的なものを挙げてみましょう。


 私、下の歯の奥歯が1本、変なふうに生えてきていたんです。
 みんな上に向かって生えているけど、1本だけ横向きに。
 永久歯の生え変わりのときにそうなってしまっていて、それをそのまま放置していたんだけど、歯磨きしにくいし、虫歯になったらやっかいだろうなぁと思い、23歳の頃に抜いたんです。
 そしたら・・・『これが原因だったの??』っていうくらい、片頭痛は起こらなくなりました。


 小橋雄太さんは、10 年以上、閃輝暗点を伴う片頭痛に悩まされ、おまけに”トリプタン製剤”が全く効かない「トリプタン・ノンレスポンダー」でした。このため、頭痛発作時の前日と当日の発作時の状況を詳細に記録を繰り返していくことによって「体の歪み」に頭痛発作の引き金があることに気付いて、当初は整体師さんの指導を受け、この指導を毎日忠実に守り・実行することによって片頭痛を改善された状況を自らのブログ「イミグラン錠・副作用なしで治しちゃえ」で詳細に記されております。


 kaolune さんは、「私も生理痛があった若かりし頃、片頭痛にも大変悩まされておりまして、まさに、その仕組みを知って食や生活習慣を変えてからはどちらもなくなりました。お薬を飲むのは簡単ですが、いろんな角度から自分を振り返り、変えられることから変えてみて、再発しなくなるのが一番だと思っております。」ということでした


  分子化学療法研究所の後藤日出夫先生は、著書「お医者さんにも読ませたい片頭痛の治し方」(健康ジャーナル社)の中で、「3つの約束」を提唱され、特に「万能健康ジュース」の効果を以下のように述べておられます。


◎健康ファイル片頭痛が日に日によくなっていきます40 歳代後半女性


 「私は若い頃から片頭痛持ちで、子どもが生まれてからさらに悪くなりました。朝は主人の朝食作りのために起きるのですが、作るとすぐに横になっていました。昼も寝てばかり。
 寝ないと夕食を作ることさえできなかったのです。
 寒い日、雨の日、季節の変わり目など、ほぼ毎日病院で処方された発作止めを飲んでい ました。激しい頭痛と嘔吐を起こすので、たまに体調がよいからと気晴らしに外に出かけるときでも、薬が手放せませんでした。
 お風呂に入ると発作が起きるので、ここ数十年お風呂に入ったことがなく、いつもシャ ワーで済ましていました。かつての主治医は、「温い湯で入浴をし、体を癒すべきだ」、「軽い運動をしなさい!」というのですが、それができないから苦労しているのがまったくわかってもらえませんでした。
 冷え性もひどく、手や足の先だけでなく、太ももや二の腕までもが極端に冷たくなってしまいます。夏でも二の腕に使い捨てカイロを貼りますが、温かくなることはなく、腕は熱のため黒ずんでしまい、まったく腕を出すことができません。
 大学病院では徹底的に検査して頂くために入院しましたが、あまりのつらさに先生と口論になったこともあります。結局、何の改善策も見つかりませんでした。でも一番つらかったのは、主人から「特に異常もないし、たかが頭痛くらいで大げさだ。甘えるな!」と言われたことです。悔しくて悲しくて涙が出ました。
 そんなとき、この「万能健康ジュース」のことを知りました。半信半疑でしたが、飲み始めて数日も経たないうちに、血液が体を流れ始めるのが実感できたのには本当に驚きました。そして1週間もすると、朝もすぐに起きられるようになり、苦もなく朝食が作れるようになったのです。
 こんな経験は初めてでしたので、「万能健康ジュース」だけではなく、先生のアドバイス通りに生活習慣全般を見直すようにしたところ、1ヵ月もすると薬を飲む回数が週に一回程度にまで減りました。それ以前は、月に20 ~ 25 日は飲んでいたのです。昼に寝ることもなくなり、いろいろとやる気も起きてきて、昔よく作っていたケーキを焼いて主人に喜ばれたり、天気の日には近くを散歩したりするようにもなりました。でも、急に寒くなったり、運動をし過ぎたりしたときにはまだ薬が必要です。
 先生に教えていただいた、ビタミンB2のサプリメント(含有量の多いもの)をアメリカから取り寄せて2週間ほど続けましたが、これは特に大きな変化はありませんでした。
 その後、マグネシウムを1日400ミリグラムとるとよいとお聞きしたので、試してみました。発作の前には肩がガチガチに固まってしまう感じがするのですが、マグネシウム水溶液を飲むと、首の付け根あたりから肩にかけて、温かい血液が流れていくのがはっきり実感できるのには驚きました。それからは、食事のたびにマグネシウムをとっています。
 また、常時マグネシウム濃縮液(50 ミリグラム/ cc)を小瓶に入れて携帯し、もし肩がこってきたら(発作の前触れです)、薬の代わりに小さじ一杯分を飲料水に溶かして飲んでいます。
 いろいろな生活習慣の改善も影響していると思うのですが、「万能健康ジュース」と「マグネシウム」の効果は衝撃的でした。私と同じように苦しんでいる人は、ぜひ一度試してみてほしいと思います。」
 この方は、その後ヨガを始められ、テニスボールマッサージを続け、今では薬はほとんど必要なくなったとのことです。
 私にとって、この方で一番印象に強く残っている言葉は、「私がこんなに陽気な性格だということを、今まで知りませんでした!」ということと、「体が冷えているときに、お風呂に入るとまさに天国ですね!」ということでした。血色も良くなり、実年齢よりも10歳は若く見られるようになったとのことです。


 この他に、「ゲルソンの食事療法」、下村登規夫先生の「MBT療法」が存在します。


 これら個々の報告に対して、これまで専門家は、「タマタナ、治ったんだよ!!」と、あくまでも偶然、片頭痛が治ったかのごとく申され、唾棄し・相手にしませんでした。


 こういった専門家の批判に対して、自らの片頭痛体験をもとに片頭痛克服マニュアルも多数、ネット上で販売されるようになりました。


 私自身も検討した「片頭痛改善マニュアル」を以下にお示し致します。


    頭痛解体新書        山崎有為
    片頭痛改善マニュアル  岡田俊樹
   驚異の片頭痛克服法   山本幸一
   片頭痛大革命        坂戸孝志
   N.H.R 頭痛解消法     内田信友
   片頭痛はきっとよくなる   和田昌
   頭痛よサヨウナラ       細見岳央
   頭痛改善術                   佐藤式 


 その内容を、ざっと見ますと、山崎有為さんは「セロトニン」の観点から,岡田俊樹さんは、「自律神経」の観点から,山本幸一・細見岳央さんは「デトックス(有害物質)」の観点から述べております。坂戸孝志さんは、胸鎖乳突筋の異常な筋緊張を緩和させる方法を説いておられます。歯科医の内田信友先生は、歯の噛み合わせの問題からストレートネックを来すことから、ストレートネックの改善とテンプレート療法を提唱されます。和田昌さんは「生活習慣の改善」を中心に述べられます。最後の佐藤さんは、ツボ療法を東洋医学の立場から論じておられます。
 これらの方々の「共通して行き着くところ」は、片頭痛の「改善マニュアル」でありながら、最終的には「緊張型頭痛」まで改善されてしまうことです。ということは、片頭痛も緊張型頭痛も共通した発症要因が存在するということを暗に示されているようです。
 このなかでも、自分の片頭痛を振り返ってみて 山崎有為さんの「頭痛解体新書」には最も興味をひいたもののひとつでした。


 一方、カイロプラクター・整体師・鍼灸師・柔道整復師の方々が共通して注目される点は「体の歪み(ストレートネック)」で、これを改善させる施術を中心にされ、一定の効果を示されます。そして、こうした方々も、片頭痛だけでなく緊張型頭痛にも同様に行われます(ただ、片頭痛の頭痛出現時には行わないようですが・・)


 さらに、アメリカでは一般的に行われている「ボツリヌス毒素のよる治療法」は片頭痛ばかりでなく緊張型頭痛にも有効のように言われていますが、この有効な作用機序に関する考え方はいろいろあるようですが、結局、体の歪み(ストレートネック)により、背骨を取り巻く筋肉の異常な筋緊張を緩和させることによって効く人があるということです。 ただ、日本では保険がきかず自由診療でしか受けられませんが・・。


 これ以外にも、ヨガ、気功、太極拳をされて改善される方もいました。


 このように極めて多くの方々が、いろいろな方法で片頭痛を克服されているにも関わらず、以前として専門家の方々は「タマタマ、治ったんだよ!!」と常套句のように申され、既に聞き飽きたように思えてきました。


 私は、これらすべての報告および経験談を総括して、これまでブログで詳細に述べてきましたように、片頭痛はミトコンドリアの機能低下による頭痛であり、生活習慣病そのものである、と結論づけ「慢性頭痛治療指針」を作成し、ある専門家にご覧戴き、講評を仰いだことがあります。

 この時も、「タマタマ、治ったんだよ!!」と、いとも簡単に吐き捨てられました。

 しかし、この先生は、片頭痛のセルフケアを提唱され、これを実践すれば、9割の方々の片頭痛はうまくコントロールされると主張されておられました。
 このように、私の言っていることと、先生の片頭痛のセルフケアとは、主張している内容は、ほとんど同一でありながら、このように 「タマタマ、治ったんだよ!!」と申され、実も蓋もない有様でした。なぜ、なのでしょうか・・


特定健診保健指導と片頭痛治療


 平成 20 年 4 月から、特定健康診査・特定保健指導が開始されました。


 その最大の目的は、現代社会に暮らす私たちの健康をおびやかす高血圧・高血脂症・脂肪肝・糖尿病などの代表的な「生活習慣病」における危険因子が、日本人の全死因の6割を占める「三大成人病(がん・心臓病・脳卒中)」につながる、まさしく「未病」そのものを見付け出すためのものです。
 この「特定健康診査・特定保健指導」は、こうした”未病”を見付けて、早く治療にむすび付けようとするものです。片頭痛と同じように多因子遺伝とされる糖尿病の”予備軍”を未然に拾い上げて、糖尿病を撲滅させることも、ひとつの目的になっています。


 この健診で「メタボリック・シンドローム」と評価された場合、保健指導を行うにあたって、本人の「生活習慣病に関する」意識の程度によって、以下の5段階に分類されています。(このためメタボ検診とも言われるほどです)


  無関心期・・・病識なし 行動変化を考えない


  関心期・・・・必要を感じる


  準備期・・・・本人なりの行動変化


  実行期・・・・適切な行動をはじめる


  維持期・・・・適切な行動が6カ月以上継続


 行動変容のステージモデルとして、それぞれの段階で行うべきことが、これまで示され、これに従って、現在、保健指導が行われています。


無関心期


 気づきを促す
 関心がない理由・抵抗する要因を整理する


関心期


 行動変容による利益や価値を明確にしていく


準備期


 行動目標・計画の設定支援
 行動変容の評価


実行期


 行動の継続支援
 モニタリングとサポート
 自立に向けた計画づくり


継続期


 セルフモニタリング
 セルフケア
 状況の変化など逸脱要因への対応
 結果の評価

 
 このような考えで厚生労働省が「特定健診」の制度を作ったにも関わらず、健診は受けるが、「保健指導」まで受ける方は少なく、「生活習慣病」になってしまっている方が後を絶たないのが実情です。


 私は、これに準じて、片頭痛治療に応用して、行くべきと考えます。


 殆どの片頭痛の方々は、「片頭痛は生まれつきの遺伝性疾患」であって、「適正にコントルールさえすれば、発作が起こらなくなる」といった考え方に批判的かつ懐疑的かつ否定的で、「一般的な片頭痛に関する知識は、極めて豊富である」にも関わらず、その場、その場の発作を鎮めてくれる「トリプタン製剤」があるのだから、何も治す必要はないし、「治る」わけがないと思っておられます。この段階が「無関心期」です。
 

 次は、周囲の片頭痛の方が、発作が起きなくなった方をご覧になられて、 「起こらなくなる人もある」ということに気がついた段階が「関心期」に相当します。


 そこで、どうすれば良いのかと考え始めた段階が、「準備期」に相当します。


 そして、これを実行する段階が、「行動期」です。


 さらに、「発作が起こらなくなった生活習慣」の維持と継続する段階が、「継続期」です。


 頭痛を改善するには理由を明確にして、行動を続ける習慣を身につける必要があります。人は動機がなければ行動を起こしません。
 オーストリアの精神科医、心理学者であったビクターフランクルの名言に、もしあなたが十分に大きななぜをもっていれば、どのようにというプロセスはどんなに難しいものであっても耐える事ができる、ビクターフランクルは著書、「夜と霧」の中で、極限状態における精神状態がもたらす影響について精神科医の観点から書いています。
 もしあなたが頭痛を早く克服したいのであれば多く明確に克服したい理由を書き出し、またそれが達成できたら得られるもの、達成できなければ失うものを明確に書き出してみましょう。いったん、ここでストップして、なりたい自分になるため是非理由を紙に書き出してみましょう。


 しかし、片頭痛で悩まれる方々の共通した願いは、辛い頭痛から解放され、1日も早く元の健康を取り戻すことです。そして、女性の場合はきれいに成りたい願望があります。
 片頭痛を治すことは、これらの3つの願望がすべて得られるわけで、何ひとつ失うものはないはずです。

 にも関わらず、専門家は、片頭痛は治る訳がない、「タマタマ、治ったんだよ!!」と、まったく取り憑くシマがありません。


 生まれつき、先祖から受け継いだ「ミトコンドリアの働きの悪さ」を根本的に「治す」ことは不可能です。これは、どうにもなりません。
 しかし、「ミトコンドリアを弱らせない、逆に活性化させる」方法は、あります。
 片頭痛の中には単一遺伝子による遺伝形式のものの治療は殆ど困難な面が存在しています。
  しかし、大半の片頭痛は多因子遺伝形式をとり、これに環境因子が加わって発症すると考えられております。こうした観点から環境因子を潰していけば済むことです。


 分子化学療法研究所の後藤日出夫先生によれば、ミトコンドリアのどの部分のDNAがどうだから、どうなるといった類のものではなく、人にも背が高い人、低い人、肥えた人、痩せた人があるように、ミトコンドリアにも元気なもの、元気の無いものがいて、元気のいい母ミトコンドリアからは元気のいいミトコンドリアが生まれやすく、元気の無い母ミトコンドリアからは元気の無いミトコンドリアが生まれやすい程度のことです。ミトコンドリアは今の環境に満足してしまえば数を増やすことも元気に働くこともしない怠け者ですので、何らかの刺激で慌てさせるとその数や活性を増す生き物と考えられます。
 ということは、少々元気の無いミトコンドリアであっても鍛えればそこそこ強くなるし、殺してしまえば(アスピリンなど)どうしようもなくなってしまうということです。
 片頭痛の方はもともと活性の低いミトコンドリアを引き継いでいるわけですので、直ぐに活性を高めるということは困難だと思いますが、少なくとも殺すことを止め、元気を取り戻す刺激を与えれば、片頭痛の原因とならない程度には回復できるものと考えています。


 これが、すべてを物語っているものと考えるべきです。
 このような観点から、「片頭痛予防する」方法を行うべきと考えます。
 

 では、なぜ、専門家は 「タマタマ、治ったんだよ!!」と宣われるのでしょうか?


 医者は「病気の原因を明かしてはならない」という掟に縛られた存在です。


  片頭痛の専門家が、トリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者の作成する「国際頭痛分類 第3版β版」を頭痛診療および頭痛研究の絶対的な基準(教義・教典)としています。
  このように、頭痛の専門家は、製薬メーカーの作成した基準を絶対的なものと考えることから、お互いの利益を優先されることになり、病気の原因をわからなくさせることで意志の統一が保たれています。
 現在では、ミトコンドリアを治すものが”病気を制する!”とされています。
 この事実は、医学界では何十年もタブーとされてきました。

 これは、製薬メーカーと医者の利益を守るために行われてきました。
 製薬業界の求めるところは医学研究をコントロールし、医療従事者をこの製薬業界に依存させることです。
  製薬業界は人道主義に基いて疾病の根絶を目指していると主張しています。しかしながら、真実はまったくその逆です。つまり、製薬業界は、製薬市場拡大の基盤として疾病を存続させ続けることが目的なのです。
 このため、片頭痛はミトコンドリアの機能低下による頭痛であり、生活習慣病そのものである、といった考え方は一切容認されることはありません。

 容認すれば、この世から片頭痛が無くなってしまうことになり、製薬メーカーも医者も食い扶持を失うことになります。
 思い起こして下さい。脚気がビタミンB1不足が原因とわかってからは、国民病と恐れられた脚気が、陳腐な病気になり下がりました。もう誰も脚気を恐れないようになったのです。病気の原因は、何があっても明かしてはならないのです。
 病気の原因が広く知れ渡れば、その病気の“価値”は無くなってしまうからです。
 このため、片頭痛はいつまでも原因不明の”不思議で・神秘的な”頭痛とされている理由になっています。HP「頭痛大学」をご覧になれば一目瞭然です。
 世界中をみても製薬業界とケンカを売ってまで、自分の主張を押し通す医者はどこにもいません。それこそ、村八分にあい、医師人生を失うことにもなりかねません。

 トリプタン製剤のあとには、抗CGRP抗体療法が控えています。このように、製薬メーカーのために片頭痛は存在しています。片頭痛がこの世から無くなれば製薬業界は生き残れないことになっていることを、私達は片時も忘れてはなりません。その”おこぼれ”を医師が得ているということです。医師は片頭痛を治すために存在しているのではありません。
 こういったことから、皆さんが、片頭痛を治すことによって、辛い頭痛から解放され、健康を取り戻し、女性の場合は美容が入手でき、これらの3つの願望がすべて得られても、専門家は、片頭痛は治る訳がない、「タマタマ、治ったんだよ!!」と言い続けることになっていることは誰でも理解されたことと思います。
 となれば、医者も私達の真の味方ではないということです。

 

片頭痛は完治可能なのか? 


 「タマタマ、治ったんだよ!!」と申される専門家の名誉のために、この先生は以下のように述べておられます。


 片頭痛は、その発症機序の詳細がまだ分かっておらず、そのため万人に共通する根治療法と呼べるものは存在しません。ですので、非常に難しい病気である、ということが言えます。症状はひとそれぞれですが、中には日常生活に大きな支障をきたすほど強い頭痛を訴える人がいます。そうした方にとっては、片頭痛が完治できないのか、完治できないまでも、なんとか症状を軽減させることはできないのか?という問題は非常に深刻なものです。
  まず第一に片頭痛はまだその発症原因が詳細には分かっていません。ですので、完治させることができるのか?という問いに対しての一般的な回答は「必ずしもできません」というのが正しいと思います。
 巷には「片頭痛は完治させることができます!」というような広告を見かけますが、あれは「完治させることが出来るかもしれない可能性のひとつ」に過ぎません。もちろん、効果を認める場合もあるでしょうが、万人に共通して治せるものではないということを認識しておくべきです。
 片頭痛はひとそれぞれ症状の程度、悪化する要因、バックグラウンドなどが異なります。 ですから、治療も各個人に合った治療方針を取らなければなりません。画一的な治療で治る、というものではないのです。
 ですから、片頭痛を完治させたい、と思うのでしたら、まずは頭痛専門外来を受診し、医師にしっかりと自分の症状について相談することです。いきなり民間療法のような治療法に活路を見出そうとする人がいますが、そうした行為は効率的とは言えません。頭痛で悩んでいるのなら、まずは頭痛の専門家の診察を受けるのが最も合理的であり、完治への近道です。

 

 

 

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  頭痛が気になったら・・
   
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