50代のあなたが今、実行すべきこと | 頭痛 あれこれ

頭痛 あれこれ

 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

「炭水化物」を制限し、低糖質、高酸素、高体温を保つ


 50歳前後にエネルギーを生成するメイン工場を解糖エンジンからミトコンドリアエンジンに切り替える必要があるお話は何度もしました。すなわち生殖を目的とした体から、残りの人生を長生きするための体に切り替えるのです。


 餃子とラーメンが大好物。そんな不健康な生活を続けていた私です。結果、糖尿病を2回も患いますが何とか克服し、77歳の今が人生でいちばん健康です。

 本来、50代になると、毎回主食を摂らなければいけないほどの糖質は必要なくなります。 それにも関わらず糖質を大量に摂りすぎると、解糖エンジンが優位に働きすぎてしまいます。すると、ミトコンドリアエンジンの働きを邪魔してしまい、ミトコンドリアの機能を鈍らせ、ミトコンドリアを減少させてしまいます。


 ミトコンドリアエンジンが最も必要としているのは酸素です。また、低糖質の状況にある時ミトコンドリアエンジンが良好に働きます。


 最後の簡単なまとめとなりますが、50歳を過ぎたら、「低糖質、高酸素、高体温」の体内環境を保つことです。白米やパン、麺類など精製された炭水化物はやめて、砂糖や甘味料を含むお菓子もやめることです。


 そして、高酸素のためには丹田呼吸が重要です。また、激しすぎない運動、たとえばウォーキング、水泳などを週2回程度、行うことも大事です。


 そして、高体温のためには毎日ゆったりとリラックスした気持ちでお風呂に浸かること。加えて、嫌なこと、気が進まないことはなるべくしないこと。「腸」本位でのびのびと過ごすぐらいが、ちょうどよいと心得てみてはいかがでしょう。