現代医療の惨状から見えてくる真実 | 頭痛 あれこれ

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 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 今、WHO(世界保健機関)から「世界一」と評価されている日本の医療現場で、大変な混乱が起こっています。
 まずは、治療代の3割を負担する健康保険制度です。なんと、その3割でさえも支払えない世帯が急増しているのです。今まで大病の経験がない人でも、両親や祖父母が病に倒れ、入院したときに初めて医療、介護にお金がかかることを実感された方は多いのではないでしょうか。治療代の3割を負担するだけでなく、今は入院中の給食代やオムツ代は別勘定です。


 また、医療費をはじめとした社会保障削減によって、自立できない高齢者を抱えた家庭は自宅で面倒を見るしか選択肢がない状況に追い込まれています。もとより、すでに20年にもなる経済不況で、自宅で介護できる余裕のある家庭はほとんどありません。自分でなくとも、近親者が病気になってはじめて、そのような厳しい現実に突き当たります。


 医療を提供する側も実は追い込まれています。救急疾患などを治療する地域の中核病院を「急性期病院」と呼んでいます。急性期病院では患者さんの入院期間が長くなればなるほど、病院の収入が逓減していくシステムになっています。病院としてはなるべく早く退院させるか、次の「慢性期病院」に転院させたいという動機が働きます。患者さんをどんどん回転させていかなければ、経営が成り立たないからです。
  

 慢性期病院も、リハビリを主におこなう病院などでは、入院期間があらかじめ設定されています。設定された期間を過ぎる患者さんを入院させていると、国からもらえる「診療報酬」を減らされるために、やはり回転をよくしていかなければならないのです。

 病院の中心として働く医師たちは、短期間に診療、治療する数も増え、それに伴う書類作成などの雑用に追われて心身ともに病んでいます。病院あたりの医療スタッフ数は基準値ぎりぎりでないと収益が上がらない構造になっているため、少ない人数で目まぐるしく入れ替わる患者さんの応対に追われる状況が深刻になっています。そのような余裕のない空気は、もちろん入院している人にも伝わります。私たちはこのような医療に、満足のいく治療を期待できないでしょう。


 私か最近驚いたのは、認知症病棟を含む100床もある4階建てのとある老人保健施設の実態でした。なんと、夜勤の看護師ひとりだけで回していたのです。老人保健施設といっても、以前は急性期病院で入院しているような重症の患者さんばかりです。どの人も急に病態が悪化してもおかしくない状況なのに、どうやってひとりで管理できるのでしょうか。認知症病棟では夜間に徘徊する人が多く、転倒なども日常的に起こっています。まさに毎日が綱渡りなのです。


 患者さん側から見ると、いくら重症でも短期間で次々と病院や介護施設を転々としなければなりません。しかし、このような医療・介護制度をおそらくほとんどの方はご存知ないでしょう。自分自身や親族の病気をきっかけに、はじめて現実に突き当たることになります。医療を提供する側も期限が近付くと、状態にかかわらず退院させるか、どこかの介護施設に移すしかありません。そのことがもとで、患者さんあるいはそのご家族と、病院や介護施設側とのトラプルが絶えません。


 また一般的な開業医も毎日50人以上の患者さんの診察をしないと経営が成り立ちません。営業時間で割るとひとりの診察にかけられる時間は数分になります。数分でできる診療はおのずと決まってきます。そのような診療に受診する側の満足が得られることはほとんどないでしょう。


 これでも、日本の医療制度は効率が世界一と評価されているのです。医療・介護スタッフも精神的、肉体的余裕をなくし、患者さん側も追い込まれている状況がますます深刻になっている……。このままで日本の医療は、継続できるのでしょうか。


 医師である私自身が首をかしげざるを得ません。その一方で、日本の医療制度を決める厚生労働省、およびその上に立つ財務省は、医療費、介護費を削減していくことに血眼になっています。それはおのずと国民負担を増やすことにつながります。この姿は、まさに沈みゆく日本国家というボートから経済的、社会的弱者を次々と追い出すことで自分たちだけが助かろうと、官僚たちが必死で延命を図っているようにみえます。


  医療・介護費の高騰だけに目を奪われていてはいけません。私たちから消費税をはじめありとあらゆる税金を絞り取ることで、世界の財閥に地位を保全してもらおうという売国奴たちが、この国にも多数存在しています。私たちの血税はこの売国奴たちを通して、世界の財閥たちが支配する多国籍企業、とくに医薬・農業コングロマリット(アグリスィーティカル)を潤すために、湯水のごとく遣われているのです。


 これまでの問題提起は、じつはすべて「お金の問題」です。医療・介護を含む社会保障にお金をもっと費やすか、あるいは根本的にお金のかからない社会、つまり世界の財閥たちの支配から自立した、官僚のいない社会に変えていくのかという選択が今、私たちに突きつけられているのです。


 このような現在の医療の惨状は、現代の日本社会の縮図です。この悪循環から抜け出すには、医療を見ているだけではダメです。もっと大きな構造を俯瞰しないで、小手先の「対症療法」によっているだけでは、傷口かますます広がってしまうからです。


  医学研究も善意の第三者ではなく、政治やそれをコントロールする人々の影響下にあります。このことを包み隠さず明らかにしない限りは、医療にまつわる「お金の問題」を解決する端緒にも立てません。医学や医療もキレイ事ではないのです。


 まずは、そもそもなぜ医療にこれだけお金がかかるのか。医療にまつわるお金がどのように流れているのか。またその医療につぎ込まれた莫大なお金はどこに行くのか。近代医学はどのように作られてきたのか。
 このような現代医療にまつわる私たちの身近な「お金の問題」を端緒として、現代医療の大きな枠組みを理解していただくと同時に、現代社会の歪みを医療、医学というひとつの切り口を通して分かりやすく説明していきたいと思います。

  その過程で「どうして私たちは病から逃れられないのか」という問題が解かれていきます。


現代医療を牛耳る存在~国際医療マフィアとは?


 ここ最近、現代医療のおかしさが急スピードで明るみになってきています。しかし、これらの問題を根本から解決していくには、これまでの現代医療制度が、誰の手によって、どのようにしてつくられたのかを知ることが必要です。
 今回は、現代医療がどのようにして我々の生活を蝕んできたのかをわかりやすく解説してくれている書籍を紹介します。


 知ってはいけない!?医食住の怖~い話(著・船瀬俊介)より引用。


「国際医療マフィア ロックフェラーとロスチャイルドの陰謀」


◆命とカネを奪う医療


 なぜ、医学はこんなに堕落してしまったのでしょう?
 命を救うはずの医療は、いまや、命を奪う医療に堕落しています。そして、それはカネを奪う医療なのです。ズバリ『医療殺戮』 (面影橋出版)というタイトルの本があります。 著者はアメリカ内で良心のジャーナリストとして評価の高いユースタス・マリンズ氏。 彼は断言します。


 パラサイト医療の腐敗も殺戮も、医療利権の「寄生体」が引き起こしている。この「寄生体」の〝創造的″な働きは、つぎのとおり。
 「何もないところから、金を創造するという魔法」なのです。「それはロスチャイルド家が、1910年にジョン・D・ロックフェラー二世の義父にあたるN・オールドリッチ上院議員をP・ウオーバーグとともに〝秘密の会議″に送り込み、いまや連邦準備制度と呼ばれるアメリカ合衆国・中央銀行の構想を書かせたのが始まりである」(マリンズ氏)


◆自然療法を追放した薬物療法


 ロスチャイルドとロックフェラー両財閥は、地球上の富の大半を独占しているといわれます。つまり、〝かれら″ こそ地球を支配する巨大メジャーなのです。「中央銀行には、紙幣を印刷する権限が政府から与えられているため、ロックフェラー家は、このペーパーマネーを使って1914年までに、アメリカ全土の医者たちを完全に掌握した」 (同氏)


 医療支配の構造が見えてきます。「〝かれら″ はアメリカの医療をナチュロパシー(自然療法) や、ホメオパシー(同種療法)から無理やりにアロパシー(薬物療法) へと変更した」近代医学を、根底から歪めた犯人がクッキリと見えてきます。それは、ロックフェラー財閥だったのです!


 薬物療法は、治癒反応の「症状」を「病気」と間違えて、薬物 (毒物) で攻撃します。 それは、根底から誤った医療です。「アロパシー(薬物療法) とは、ロスチャイルド家が発達させたドイツの医療制度である」「からだにとって自然な治癒法のすべてを禁じ、その代わりに化学薬品や危険な外科手術、長期間の入院なども強制するからである」
 ここで、現代医学を根底から歪め、その利権を完全支配したのもロックフェラー、ロスチャイルドらであることが、はっきりわかります。


◆危険な化学薬品で巨万の富


 「……こうして1世紀にも満たないあいだに、ロックフェラー医療独占体制の下で、アメリカ国民は健康でエネルギッシュかつ生産性の高い国民から、慢性病に冒され、覇気に欠け、弱々しく、いつも健康を気にかけ、いわゆる 『特効薬』という名の化学薬品を、毎日大量に飲む国民に変わってしまった」と、マリンズ氏は指摘します。


 まさに両者こそが、国際医療マフィアという〝称号″ にふさわしいのです。マフィアとは、原意は「アメリカ最大の犯罪組織」のことです。それから転じて「一定の分野・事業での利害をともにする有力者の集団、閥の意味」となりました。わかりやすくいえば、法を犯して多数の生命と財産を奪って巨万の富を築きながら、法の裁きを受けない犯罪組織のことです。


 かれらがばらまく〝特効薬″と称する化学薬品も詐欺と殺人の道具にすぎません。「これらの化学薬品には、多くの副作用があり、肝臓や心臓、腎臓その他の臓器を傷める可能性があった……」「危険な医薬品を常に製造し、販売し続けていれば、宿主 (人類)から振り払われることはない、と〝かれら″ (寄生体) は確信している」


◆〝洗脳″され死を待つ大衆


 〝かれら″ はすでに、世界の医療利権のほとんどを掌握しています。圧倒的な資金力、情報力さらに軍事力によって、大半の国家はその支配下にあります。アメリカという国家ですら支配されているのです。アメリカの実質、属国の日本が、その完壁な支配下にあるのは、あたりまえです。〝かれら″ は政府も、医学教育も、マスメディアも、圧倒的に制圧しています。そうして、テレビや大新聞などを通じて巧みな情報操作で、日本の国民の 〝洗脳″を行っているのです。


 「薬漬けになった宿主 (大衆) を奮起させ 『危険が迫っている』 と必死に警告しても、反感を買うだけ。なぜなら、ひとびとは、すぐに一種のマヒ状態におちいっていて、最終的な死を待っているだけの状態にあるからです」 (マリンズ氏)


◆医原病で病人を大量生産


 ロックフェラーやロスチャイルド……〝かれら″ に病気を治す意思は、まったくありません。まず、医学狂育を完全支配し、人体に数限りない病名を付けました。わたしは現代医学で四万以上の病名があることに驚嘆しました。こんな小さな身体に凄まじいほどの〝病気″ の数です。なかには「多幸症」という〝病気″もあります。「幸せの多いひと」は病気だ、というのです。それを、毒薬のクスリで〝治療する?。もはや、完全に狂っています。その、狂った医療を大多数の人類は盲信しているのです。こちらも、立派に狂っています。


  医療マフィアがクスリを投与するのは、治すためではありません。その毒性による副作用で、新たな多数の病気をつくるためです。つまり医原病の大量生産です。すると副作用の数だけ、また医薬品が売れます。ネズミ算式にクスリの売りは爆発的に増えていきます。 そのクスリは、ほとんど石油原料です。万トン単位の石油からクスリを製造し、マイクログラム単位で販売する。こたえられないビジネスです。


◆1グラム3億3170万円の抗ガン剤


 もっとも儲かる抗ガン剤の価格を知ったら、あなたは卒倒するでしょう。1グラム、3億3170万円です(ペグイントロン)。注射器1本でジェット戦闘機が買えます。中身はたんなる超猛毒物質です。原液をガン患者に打ったら即死するでしょう。壮大なるペテン。壮大なる詐欺犯罪。これら莫大な売り上げは、わたしたちの保険料血税から吸い上げられて国際医療マフィアの懐に吸収されていくのです。


 医療費が40兆円にも達するのは、あたりまえのことです。そして、羊以下の人類は、この壮大無比の大犯罪にも、まったく無知のままなのです。

 

参考図書


  ユースタス・マリンズ:『医療殺戮現代医学の巨悪の全貌』(面影橋出版)2015


  船瀬俊介:「医療大崩壊~もうクスリはのめない、医者にはいけない~」。共栄書房 2016


  崎谷 博征:新・医療ビジネスの闇―“病気産生”による日本崩壊の実態。学研パブリッシング 2013


  副島隆彦:仕組まれた昭和史—思想劇画 日中・太平洋戦争の真実 。日本文芸社 2008

 

  内海聡:「断薬のススメ」著KK ベストセラーズ。2015


  ロバート・メンデルソン/著 弓場隆/訳:こうして医者は嘘をつく。三五館  2016