今回、先日の「片頭痛の正しい知識」を改訂致しました。
変更点は、本書での最も大切な部分である「ミトコンドリア」の部分を大幅に改訂し、ミトコンドリアがどのようなものであり、私達の体でどのような働きをし、さらに脳のなかに異常のない慢性頭痛(一次性頭痛)においてどのような役割を果たしているのかを解りやすく解説致しました。これでより一層理解しやすくなったものと思われます。
この第1章は、本書の総説の役割を果たすことになっています。
さらに、今回は、未病とは、MBT療法、慢性頭痛の神経学的側面を追加しました。
このようにして、片頭痛の正しい知識により近づけたものと思っております。
いずれにしても、片頭痛を改善させるためには、これまでの専門家による間違った論説・詭弁を払拭させることが、真っ先に必要なことです。
そして、これまでなぜ、私達が片頭痛治療に難渋させられてきたのかという根源的な理由も理解しておく必要があります。いかに善人づらをして、無知な私達を愚弄してきたのかをまず知ることが、片頭痛克服の第一歩であることを認識しなくてはなりません。
総頁数が740頁にも及んだため、読みやすいように各章を分冊することに致しました。
なお、最後に、一括してダウンロードできるようにまとめてありますので、ダウンロードされ、パソコンの片隅に保存して頂き、適宜ご覧頂ければと思っております。
片頭痛の正しい知識
基礎講座
目次
はじめに
http://taku1902.jp/sub551.pdf
1.ミトコンドリアとは
http://taku1902.jp/sub552.pdf
2.ミトコンドリアが弱ると・・
http://taku1902.jp/sub553.pdf
3.神経学的側面
http://taku1902.jp/sub554.pdf
4.ホメオスターシス(自然治癒力)
http://taku1902.jp/sub555.pdf
5.自律神経
http://taku1902.jp/sub556.pdf
6.生理活性物質
http://taku1902.jp/sub557.pdf
7.腸内環境
http://taku1902.jp/sub558.pdf
8.「体の歪み(ストレートネック)」
http://taku1902.jp/sub559.pdf
9.マグネシウム
http://taku1902.jp/sub560.pdf
10.慢性頭痛
http://taku1902.jp/sub561.pdf
11.慢性頭痛の発症過程
http://taku1902.jp/sub562.pdf
12.脳過敏
http://taku1902.jp/sub563.pdf
13.ミトコンドリアを弱らす要因
http://taku1902.jp/sub564.pdf
14.酸化ストレス・炎症体質
http://taku1902.jp/sub565.pdf
15.機能性頭痛一元論
http://taku1902.jp/sub566.pdf
16.薬物療法
http://taku1902.jp/sub567.pdf
17.片頭痛の慢性化
http://taku1902.jp/sub568.pdf
18.西洋医学の本質
http://taku1902.jp/sub569.pdf
19.「国際頭痛分類 第3版β版」
http://taku1902.jp/sub570.pdf
20.「慢性頭痛診療のガイドライン」
http://taku1902.jp/sub571.pdf
21.学会専門医
http://taku1902.jp/sub572.pdf
22.医局講座制
http://taku1902.jp/sub573.pdf
23.その他の一次性頭痛
http://taku1902.jp/sub574.pdf
24.二次性頭痛(その他)
http://taku1902.jp/sub575.pdf
25.片頭痛と脳梗塞
http://taku1902.jp/sub576.pdf
26.薬剤乱用頭痛
http://taku1902.jp/sub577.pdf
27.ムチウチ
http://taku1902.jp/sub578.pdf
28.レーザー照射療法
http://taku1902.jp/sub579.pdf
29.群発頭痛
http://taku1902.jp/sub580.pdf
30.健康
http://taku1902.jp/sub581.pdf
31.「利権トリオー厚労省・医者、製薬会社」
http://taku1902.jp/sub582.pdf
32. 未病という概念
http://taku1902.jp/sub583.pdf
33. MBT療法
http://taku1902.jp/sub584.pdf
34. 慢性頭痛の神経学的側面
http://taku1902.jp/sub585.pdf
35.片頭痛を正しく理解する
http://taku1902.jp/sub586.pdf
36. 片頭痛と心臓の手術
一括して、ダウンロードされる方のために・・・
「片頭痛の正しい知識」
http://taku1902.jp/sub549.pdf
ついでに、「慢性頭痛 治療の進め方」も分冊にしておきます。
慢性頭痛 治療の進め方
はじめに
http://taku1902.jp/sub587.pdf
第1章 「慢性頭痛」とは
http://taku1902.jp/sub588.pdf
第1節 頭痛には、2つの原因があります
第2節 慢性頭痛発症の概略
第3節 具体的に、慢性頭痛はどのようにして起きるのでしょうか
第4節 ミトコンドリアを弱らせる要因
第5節 酸化ストレス・炎症体質の形成過程
第6節 後天性ミトコンドリア病
第7節 これまでの述べたことをまとめておきます
第2章 自然治癒力を高めるためには
http://taku1902.jp/sub589.pdf
第1節 自律神経を整えるためには???・・
第2節 「オメガ3」と「オメガ6」のバランス
第3節 腸内環境を整える
第3章 「健康的な生活」 を送るために
http://taku1902.jp/sub590.pdf
第1節 姿勢に対する配慮
第2節 運動不足にならないようにしましよう
第3節 バランスのよい食事
第4章 ミトコンドリアの機能を回復させる
http://taku1902.jp/sub591.pdf
第1節 マグネシウムの問題
第2節 ビタミンB2
第3節 鉄の補充を常に念頭に・・・鉄分不足と女性
第4節 睡眠は十分とりましょう
第5節 抗酸化食品をしっかり摂取する
第6節 食べ過ぎ・過食はよくありません
第7節 運動不足は厳禁です
第8節 早食い・ドカ喰い・・インスリン過分泌を防ぐ
第9節 デトックスを心掛けましょう
第10節 薬剤による影響
第11節 必須脂肪酸の摂取のバランスをとる
第12節 ミトコンドリアを活性化する9つの習慣
第5章 脳内セロトニンを増やす
http://taku1902.jp/sub592.pdf
「セロトニン神経の活性化」の原則
(1)早寝早起きの規則的な生活を心がける
(2)太陽の光を浴びる
(3)リズミカルな運動をする
(4)食事をする際に、よく噛む
(5)グルーミングという「人とのふれあい」
(6)食事によって「脳内セロトニン」を増やす
「セロトニン生活」の効果が現れるまでは最低3カ月は必要です!!!
第6章 体の歪み(ストレートネック)の是正
http://taku1902.jp/sub593.pdf
ストレートネックの治し方
ストレートネックを治すには・・
ストレートネックを解消するにはどうすればいい?
「あご引きエクササイズ」を行うのを習慣にして下さい
首や肩に負担をかけないパソコンとの付き合い方は?
「簡易版・首の関節包内矯正」のやり方は?
「簡易版・腰の関節包内矯正」のやり方は?
仙腸関節のストレッチ
内田信友先生による「N.H.R.頭痛解消法」
1.背骨を伸ばす
2.肩首のスットン体操と首周囲・頭のマッサージ
3.両手振り運動
第7章 片頭痛体質改善のための「3つの約束」
http://taku1902.jp/sub594.pdf
1.悪い植物油(市販のサラダ油など)や加工油(マーガリンなど)をとらない
2.「万能健康ジュース」
3.「ラブレクラウト」
片頭痛体質改善のための「3つの約束」
◎健康ファイル 片頭痛が日に日によくなっていきます
第8章 お薬を服用される際の考え方・注意点
http://taku1902.jp/sub595.pdf
トリプタン製剤
エルゴタミン製剤
予防薬について
第9章 慢性頭痛治療の進め方
http://taku1902.jp/sub596.pdf
1.日常的に感じる極く軽度の頭痛・緊張型頭痛の初期から対処する
2.片頭痛に移行してしまえば、まず、生活習慣の見直しが必要になります
3.実際、片頭痛はどのように治療を進めるか
おわりに
http://taku1902.jp/sub597.pdf
一括してダウンロードされる方のために・・
「慢性頭痛 治療の進め方」
http://taku1902.jp/sub550.pdf
本書でも述べていますように、専門家はトリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者の作成される「国際頭痛分類 第3版β版」を頭痛診療および頭痛研究の絶対的な基準(教義・教典)とされます。
ということは、製薬メーカーの利益を優先する考え方がすべてとなっています。こういったことから現実に慢性頭痛とくに片頭痛でお悩みの方々の立場から考えることはありません。このことが理解されたはずです。
今後、専門家がどのように頭痛研究をされようとも、片頭痛の本態解明に至ることを期待すること自体無理なことです。
このため、私達は、いつまでも専門家を当てにして待つことは意味のないことでしかありません。
私達は、これまでの先達の業績を基にして、専門家とはまったく別の「臨床頭痛学」を作り上げていくことが重要になってきます。
今回のものは、これまでのトリプタン御用学者以外の研究業績をもとに作り上げたものであり、決して荒唐無稽のものではありません。
さらに、過去45年間の臨床経験から培われた考え方に基づいて構築してきたものであり、血と汗と努力の結晶であり、渾身の作です。
慢性頭痛は、私達が日常的に感じる極く軽度の頭痛の段階から適切に対処することが最も大切であり、重要なことです。
このようにして、片頭痛への移行を極力防止することです。
女性の場合は、いきなり片頭痛から発症することが多いのは事実ですが、この場合、発症当初から対処することが重要になってきます。
そして、皆さんの子供さんが頭痛を訴えた場合は、極力早期に二次性頭痛を否定した上で、片頭痛予備軍として適切に対処していく必要があります。あなたと同じ苦しみを味あわさせないようにしてあげるのが親としての務めになってきます。
このように、これまでの専門家の考え方とはまさに正反対の考え方になっているのかが理解されたはずです。いかに専門家が私達を愚弄してきたかが理解されるはずです。
これまでも述べてきましたように、このようなブログという誰でも目にすることができる場所では、学会が認めたことだけを述べるべきと忠告される専門家もおられますが、このような馬鹿なことを言う専門家がどのようなものなのかも、今回は明確に致しました。
学会が容認されないことをブログに公開することには、それなりの理由があり、このようなことをこれまで明らかにしてきました。
慢性頭痛治療のガイドライン・・・
前編・慢性頭痛の基礎
http://taku1902.jp/sub543.pdf
後編・片頭痛治療のてびき
http://taku1902.jp/sub544.pdf
「生活習慣改善のポイント」
http://taku1902.jp/sub545.pdf
これまで、慢性頭痛でお悩みの方々が閲覧可能な書籍は「慢性頭痛診療のガイドライン 市民版」が主なもので、これは片頭痛患者さんにトリプタン製剤を勧めるためのものでしかなく、片頭痛を根本的になくすための指導書ではありません。
また、多くの片頭痛に関する一般啓蒙書が出版されていますが、松井 孝嘉先生、後藤 日出夫先生以外の書籍はすべて「トリプタン製剤」を奨める出版物でしかありません。
このため、慢性頭痛でお悩みの方々への「生活指導書」が、現在ほど求められている時代はありません。このような指導書は、学会および製薬メーカーにとっては不利益になるため、大手の出版社が出版されることはありません。
このような理由から、ブログという多くの方々が自由に閲覧できることから、このように公開する次第です。
一人でも多くの方々がご覧になられ、慢性頭痛を改善されることを願っております。それも、慢性頭痛発症後、極力、早期に対処されることを強調致します。対処が遅れれば、遅れるだけ苦労を強いられることになりかねませんので・・・このことが最も重要なことです。
市販の鎮痛薬で、お茶を濁しておれば、そのツケは必ずついて回ってくることを肝に銘じて置かなくてはなりません。このことを本書で述べたかったことです。ただ、これだけのことで単純至極なことです。