やっと、「片頭痛の正しい知識」のシリーズが終わって・・
今回のシリーズのまとめは、以下の記事で行いました。
「片頭痛の正しい知識」
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12295754420.html
現在の片頭痛医療の最大の問題は、”金儲け主義”の片頭痛医療にあります。
このため、「片頭痛の正しい知識」が歪められて、私達一般の慢性頭痛とくに片頭痛の患者さんに伝えられ、片頭痛そのもので苦しまれる方々を、”金儲け”しか考えない方々によって、歪められた片頭痛の知識を流布させることによって、さらに片頭痛患者さんに頭痛以上の苦しみを与えてきました。
このような現状をみかねて、今回の「片頭痛の正しい知識」のシリーズを企画致しました。
片頭痛患者さんにとっては、辛い頭痛の上に、誤った情報でさらに苦しめてはならないという願いで作成してきました。
少しは、理解して頂けたでしょうか?
今回述べてきたことは、これまで以下の「慢性頭痛治療のガイドライン」と内容は同じなのですが、より理解しやすいように話の順番を変えながら説明してきました。
ですから、これまでの「慢性頭痛治療のガイドライン」を手元に置いて、分からないことがあればその都度、紐解いて、ご覧頂ければと思っております。
慢性頭痛治療のガイドライン・・・
前編・慢性頭痛の基礎
http://taku1902.jp/sub543.pdf
後編・片頭痛治療のてびき
http://taku1902.jp/sub544.pdf
「生活習慣改善のポイント」
http://taku1902.jp/sub545.pdf
このなかで、さらに理解しにくい部分があれば、以下のものを参考にして下さい。
慢性頭痛の基礎知識
http://taku1902.jp/sub%202.html
いずれにしても、慢性頭痛とくに片頭痛を改善・根治させるためには、「片頭痛の正しい知識」をまず身につけることです。
これさえ理解されれば、あなたの片頭痛と照らし合わせさえすれば、解決策が見つかるということです。
片頭痛発作時にトリプタン製剤を服用し、発作間歇期に予防薬を漫然と服用したからといって、片頭痛は決して治ることはありません。
これらは、片頭痛という辛い痛みを緩和させ、痛みの頻度を少なくさせるだけの「対症療法」にすぎないことを知っておく必要があります。
これらを使いながら、どのようにして片頭痛を根治させるかを述べたものです。
現在の片頭痛医療では、こうした根治させるための指導は一切行われることはありません。このため、片頭痛発作は幾度も幾度も繰り返され、これが一生続くことになります。
ここに金儲け主義の片頭痛医療の根源があり、片頭痛が治って困るのは医師です。このため、根治方法の指導は一切されない理由になっています。これが、片頭痛患者さんを苦しめる根源になっています。辛い頭痛が緩和されたから、よいではないか、といったことでは済まされないことです。このような馬鹿げたことは、あってはならないことです。
これが専門家のすることかと義憤を覚えると同時に、医師としての資質を疑い、少なくとも医師としてあるまじき行為としか言えません。
片頭痛患者の苦しみが少しでも理解できるなら、このような行為はできないはずです。何も患者さんのことは念頭にないようです。
今回のシリーズ作成中に、緊張型頭痛で専門家によって薬漬けにされ、苦悩のどん底に陥っておられる方の相談をお受けして思うことは、このような緊張型頭痛ですら薬漬けにし、治すどころかさらに頭痛を増悪させ、これに対して何ら対処されないことに憤りすら覚えました。
緊張型頭痛ですらこのような状況に陥れるくらいですから、片頭痛の方々はまさに想像を絶するような対処のされ方をしているものと思われます。
このような状況にある方々のために、”一縷の望み”が与えられればと願って、老体に鞭打ってこの「片頭痛の正しい知識」のシリーズを作成しました。