前回は、セロトニン神経系が慢性頭痛発症の重要な鍵を握っていることを述べました。
このセロトニン神経系は、ミトコンドリアの働きが悪ければ、同時に、機能低下を起こすことになります。そしてセロトニン神経系は、生活習慣の問題により「脳内セロトニン」の低下を引き起こしてきます。
すなわち、生活習慣の不規則・ストレス・生理周期や、“小麦、乳・乳製品、肉食に偏った食事”をとり続け、“運動不足”が重なると「脳内セロトニンの低下」が引き起こされてくることになります。
脳内セロトニンの低下は、「衝動性、過敏性、こだわり、緊張」が強くあらわれ、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などの五感すべてが過敏になり、わずかな刺激にも敏感に反応してしまい、さまざまな自覚症状を訴えるようになります。これが、脳過敏の原因になってきます。
このように、脳内セロトニンの低下は、慢性頭痛発症の重要な鍵となっています。
このため、どのような生活習慣の問題点が「脳内セロトニンの低下」を引き起こしてくるのかを認識して、これに対処する必要があります。
今回は、以下のファイルです。
第7章 「脳内セロトニン」を低下させる要因
http://taku1902.jp/sub374.pdf