として、以下のファイル5つを掲載しました。
これらのファイルは、ブログ「頭医者のつぶやき」の記事を”編集した”ものです。
これをご覧頂ければ、ブログの趣旨の「慢性頭痛の考え方」が理解されると思います。
その他の一次性頭痛
http://taku1902.jp/sub285.pdf
二次性頭痛 その他
http://taku1902.jp/sub286.pdf
慢性頭痛の周辺
http://taku1902.jp/sub287.pdf
一般開業医からみた慢性頭痛
http://taku1902.jp/sub288.pdf
独眼竜”臨床頭痛学”
http://taku1902.jp/sub289.pdf
この結論として、先日も紹介しました、以下のファイルがあります。
「片頭痛は予防すべきです」
http://taku1902.jp/sub284.pdf
これに「現在、片頭痛でお悩みの方々への指針」として、以下を掲載しております。
「片頭痛の生活習慣の改善」
http://taku1902.jp/sub132.pdf
「片頭痛の生活習慣の改善 食事療法編」
http://taku1902.jp/sub276.pdf
昨年10月25日に、こちらのブログにお邪魔させて頂いて以来5カ月経過しました。
これまでの記事を”総括する”ことも大事かと思われます。
まず、「その他の一次性頭痛」では、慢性頭痛の大半を占める緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛以外の「その他の一次性頭痛」が、緊張型頭痛・片頭痛とどのような関連を病態の上で示すのかを明らかにする目的でした。
そして、二次性頭痛(その他)では、手術の必要とされない二次性頭痛について、「物質の使用または曝露による頭痛」と「ホメオスターシスの障害による頭痛」の2つを中心として、緊張型頭痛・片頭痛とどのような関連性を病態の上で示すのかを明らかにする目的でした。
さらに、「慢性頭痛の周辺」では、極めてありふれた症状を中心として、これが緊張型頭痛・片頭痛とどのような関連を病態の上で示すのかを明らかにする目的でした。
以上から、慢性頭痛には、”基本的な病態”が存在するものと考えております。
最後に、独断と偏見に満ちあふれた考え方について、「一般開業医からみた慢性頭痛」と「独眼竜”臨床頭痛学”」とで、学会を主導される方々との根本的な相違点について 述べました。
こうした点を踏まえて、基本的には以下のように考えております。
まず、片頭痛と緊張型頭痛は連続した一連のものです。
さらに、慢性頭痛の基本的病態には「体の歪み(ストレートネック)」が存在します。
片頭痛は”ミトコンドリアの機能障害による頭痛”です。
そして、片頭痛の大半は、”多因子遺伝”です。そうなれば、片頭痛を発症させる”環境因子”が何かということになります。
その”環境因子”として、以下の5項目を現段階において”暫定的”に考えております。今後、新たな知見が出てくれば、さらに追加されることになります。
1.ミトコンドリアの関与
2.セロトニン神経系の関与・・脳内セロトニン
3.体の歪み(ストレートネック)の関与
4.ホメオスターシスの関与・・免疫(腸内環境)の関与
5.生理活性物質との関与・・脂肪摂取の問題
このように、学会を主導される方々とは全く異なっております。現在、片頭痛は”中枢性疾患”とさえ考え方が変わってきておりますが、私は慢性頭痛は、あくまでも「脳の中には異常のない」機能性頭痛と考えます。こうしたことから、先程述べましたような5項目の要因などは、絶対に”容認”されることはあり得ないことです。
そして、学会を主導される方々は、「国際頭痛分類 第3版β版」を頭痛診療および研究の”絶対的な基準”とされます。このような国際基準は基を正せば、国際頭痛学会が作成されたものと主張されようとも、本質的には「トリプタン製薬メーカーおよびトリプタン御用学者」の作成したものです。そして、現在の頭痛診療および研究は、トリプタン製薬会社と二人三脚で、最初から現在まで行われてきました。
先日の朝日新聞の報道では「医師に謝礼、1千万円超184人、製薬会社、講演料」
というセンセーショナルな内容が示されています。
こうしたことは、これまでもDR.RATH HEALTH FOUNDATION の「製薬業界は一般大衆を欺いている」でも明らかにされています。
http://www4.dr-rath-foundation.org/japan/chemnitzprogramme/chemnitz08.html
”製薬業界は私達の社会をコントロールし続けます。製薬業界の求めるところは医学研究をコントロールし、医療従事者をこの製薬業界に依存させることです。この権力を確実に手放さずに済むよう、製薬企業は立法機関およびメディアをうまく操っています。全メディアを通じた大規模な宣伝キャンペーンでは、医薬品のPRおよび宣伝部門によって、製薬業界の真実を隠そうと煙幕が張られています。
製薬企業は、ルイ・パストゥール、ロバート・コッホ等の医学上のパイオニアと重ね合わせて自社のイメージを描こうとしています。彼らは人道主義に基いて疾病の根絶を目指していると主張しています。しかしながら、真実はまったくその逆です。つまり、製薬業界は、製薬市場拡大の基盤として疾病を存続させ続けることが目的なのです。”
こうしたことから、「国際頭痛分類 第3版β版」を”絶対的な基準”とされる限りは、慢性頭痛の解明には至ることはあり得ないことが理解されるはずです。
こうした現実をみるにつけ、私のブログの存在意義があるものと思っております。