歯科医の立場からみた片頭痛 | 頭痛 あれこれ

頭痛 あれこれ

 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

これまでOCNのブログ「頭医者のつぶやき」に掲載していたものです。
アクセス数の多かったものを、ここに再度掲載させて頂きます。


園田哲也先生によれば、以下のように述べておられます

噛み合わせと片頭痛治療

  

読売新聞の発表によると日本には、原因不明の片頭痛で悩まされている人が約3000万人もいるそうです。
私は、歯科医として長年、患者さんの治療に携わっていますが片頭痛の多くは、噛み合わせの不調和からきていると考えています。
当医院は、噛み合わせの治療を、専門に行っていますが、治療された約90%の患者さんが、噛み合わせが良くなると、片頭痛が治っています。
歯と頭痛の関係<私の意見>噛み合わせの不具合が、片頭痛などを引き起こす事はあまり知られてないようです。
私達は、歯科・耳鼻科・胃腸科と別々の認識を持って通院しています。
しかし、人間の体は本来1つであり、神経や血管を介して器官同士が繋がっていることがあります。
その様な場合、痛みは別の場所からきていることがあります。
身近な例では、虫歯でも目や耳まで痛むこともあります。鏡で自分の顔を見てみてください。口や顎関節などの咀嚼器官は、顔と頭の約半分を占めていることがわかります。
片頭痛の一因が、噛み合わせからきても不思議ではありません。
片頭痛などの不定愁訴の原因当院での治療結果では原因は下記の2つが多いようです。
●奥歯に僅かな高さのズレ
●奥歯の形が、顎の関節と調和がとれていない
※いずれも自分では感知しにくいです。
噛み合わせの不具合は足と股関節の関係で考えてみると分かりやすいです。
顎の関節と股関節は、左右対称にあり同時に働きます。
例えば、左右高さの違う靴(左5cm,右6cm)を履き歩いたら、神経痛や腰痛を引き起こすことは想像できます。
前述のように口の中は繊細で特殊な所です。
噛み合わせの僅かなズレは、体からすれば高さの違う靴で1日中歩くようなものです。そのため、片頭痛などが起きると考えられます
歯の根の表面に付いている歯根膜と脳神経(三叉神経)は直結しているため、噛み合わせに狂いがあると脳が混乱し、片頭痛などの不定愁訴を引き起こします。


NHKあさイチ 噛み合わせ治して偏頭痛が治る


あさイチでは、噛み合わせを治すと偏頭痛が治ることを紹介。

噛み合わせが原因で起こる頭痛は「咬合関連性頭痛」と呼ばれ、
偏頭痛の他に緊張型頭痛や群発性頭痛などもある。


ある女性の例


NHKあさイチでは偏頭痛に悩むある女性の例が紹介。
その女性は偏頭痛で悩むことがあり、
自分のスナップ写真を見て右目が小さくなっている顔のゆがみに気づいた。
それからは偏頭痛がひどくなり、
心療内科まで行ったが治らず無気力に・・・。
悩んでいたとき、友人から
「歯科頭痛外来」を紹介され
「噛み合わせ」を改善すると偏頭痛が治った。


偏頭痛の原因


この女性が歯科頭痛外来で指摘された、
偏頭痛の原因は、「噛み合わせの悪さ」と「片噛みのくせ」。

①噛み合わせが悪い
噛み合わせたときに、奥から2~3番目の歯に一番力が入る状態が理想。
しかし、奥歯が先に噛み合うとその衝撃で筋肉や筋膜が緊張して偏頭痛につながる。

②片噛みのくせがある

片側ばかりで噛んでいると左右の筋肉に偏りが生まれ、
顔のゆがみや偏頭痛につながる。
例えば片方の目が小さくなったり、ほうれい線が深くなったする。


治療例とその効果


その女性が偏頭痛を治すために受けた治療は、
噛み合わせを改善するために「カバーをつけて」上下の歯の隙間をなくすことと、
両側で咀嚼する習慣をつけること。

治療後は偏頭痛が減っていき寝込むこともなくなり、
顔のゆがみも解消されてあごのラインがスッキリとしました。


内田信友先生によれば


歯のかみあわせを治すことで、頭痛を根本的に解消する方法!N.H.R頭痛解消法

歯の噛み合わせが原因かもしれません 

頭の痛みの多くが、歯の噛み合わせが根本の原因になっているってご存知ですか?
 多くの方が慢性の頭痛で悩んでみえます。偏頭痛や目の奥の痛みなんかが多いようですが、そういった頭の痛みは体の、頸椎(首)・脊椎(背骨)の歪みが原因になってたりするんです。

 ところで、頸椎の歪みや脊椎の歪みの根本原因が歯の噛み合わせだっていうのは、最近では当たり前に言われるようになってきましたね。
 そこで歯の噛み合わせを治療することによって、頭痛の悩みを解消しようというのが「N.H.R 頭痛解消法」なんです。



なぜ頭が痛くなるのか

 

頭痛というのは歯科と脳神経外科が大きく関与しているようです。脳神経外科の学会では、頚椎(首)が歪めぱ頭痛がおきると報告があります。又歯科では歯の噛み合わせを変えることによって頚椎(首)の歪みが改善されるとの報告があります。

 歯の噛み合わせを理由とする頭痛には二つの原因があります。一つは歯の噛み合わせが悪い人(頭痛もちの人)は頭が前傾して猫背になっている人が多く、頭が前に倒れると頭を支えている首の筋肉も緊張、頭の筋肉も緊張します。これによる頭痛が一般に筋緊張性頭痛と呼ばれているものです。もう一つは頭の前傾により頚椎(首)が歪みます。頚椎の中には脳底動脈に繋がる椎骨動脈が通っています。首の骨(頚椎)がねじれると脳への血液循環が悪くなって、脳内血管がケイレンすることにより偏頭痛が起きます。


噛み合わせが悪いと起こる症状

 

歯の噛み合わせが悪いと他にもいろんな症状が出てきます。

・脳の血液循環が悪くなり、根気がないとか、すぐに疲労感に襲われる。
・目がかすんだり、めまいがする。
・バランスが崩れて頭を正しく支えられなくなるので、姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛、むち打ち症などといった症状を引き起こす。
・耳鳴りや、さらに、いびきや睡眠時無呼吸症候群の傾向がも強くなる。いつも寝不足の状態が続く。


 何もかもが歯の噛み合わせが原因ではありませんが、身に覚えがありませんか?


お試しテンプレートが貴方を頭痛から救うかもしれません

 

頭の位置は口を閉じた状態、つまり上の歯と下の歯がかみ合った位置で決まります。たとえば右の奥歯が磨り減っていたり、抜けていたりすると、頭は右へ右へと傾いていきます。また、左右両方の奥歯が低くなっていると、頭はどんどん前に倒れていきます。いわゆる猫背になってしまいます。テンプレート療法とは、歯並びではなく、奥歯の高さを調整し、頭の位置を正す矯正治療です。テンプレートという、マウスピースのような形をした器具を装着することによって、物理的に頭をもち上げるという役割を果たします。

 正しい頭の位置が決まることによって、姿勢が改善されあなたの頭痛も解消されるかもしれません。
 頭痛のない生活、もうすぐかもかもしれませんね。


上西 雅一先生によれば


長年、片頭痛に悩まされているあなたは、市販、もしくは医師から処方された鎮痛剤を常に服用していることでしょう。

しかし、年々薬を飲む頻度が増し、片頭痛が起きやすくなってはいませんか?これは、薬を長期にわたって常用すると体が薬に慣れてしまって効きにくくなり、「薬の効果が切れる⇒薬を飲む」という悪循環に陥り、「薬剤乱用頭痛」といわれる症状が起きているためです。

市販の鎮痛剤で片頭痛の痛みを一時的に除くことはできますが、服用を繰り返すと、薬効がなくなるのです。なぜなら、薬は「片頭痛」を一時的に対症するものであって、片頭痛の原因を取り除くものではないからです。

では、片頭痛は一生治らないのでしょうか?いいえ、方法はあります。それは片頭痛の原因を取り除けばいいのです。


片頭痛の根本原因は「下アゴのズレ」にある


まだ鎮痛剤を飲み続けますか?


実は片頭痛の根本原因の1つは、『下アゴのズレ』にあるのです。

現代人は運動不足やストレスによる歯ぎしりなどのために、奥歯が十 分に伸びていません。奥歯が一定の高さに達していないと、噛み込みが深くなり、顎が左右・前後にズレてしまいます。噛みこみが深くなると、頬にある筋肉が たるみます。このたるんだ頬の筋肉を元に戻すように、脳は「筋肉を引き締めろ!」と命令を出し続けます。しかしその命令は、自律神経の交感神経という種類 の神経の命令なのです。

交感神経が常時興奮した状態にあると、カラダ全体の毛細血管はいつも縮んだ状態になっています。これが休日など、リラックスしたときに、交感神経の興奮は下がり、反対の作用をする副交感神経が優位になります。そして血管が一気に拡張することで片頭痛が起きます。

つまり『下アゴのズレ』が片頭痛の根本原因だったのです。


頭痛薬で片頭痛が悪化するって本当?


あなたが知らない片頭痛の治し方


バイオプレート治療は、バイオプレートというプレート(樹脂製、入れ歯状のもの)を、主に就寝時に装着するだけの治療法です。血管を縮ませていた「下アゴのズレ」を元に戻すことで、症状を改善させます。.
交感神経の常時興奮という根本原因を除去することによって、自律神経の働きが正常に戻り、血管の縮みが緩和されていくので、短期間で症状が大きく改善・解消するのが特徴です。

片頭痛で鎮痛剤を常用していたM江さんも、睡眠時にバイオプレートを装着することにしました。2カ月目には、周期的に襲ってきた片頭痛がなかなかやってこないので、不思議に思うほどでした。

先日、久しぶりに来院されたM江さんは、こんなことを話してくれました。

「クスリを飲まずに仕事に行けるなんて夢のようです。鎮痛剤の中 には常習化するものもあると聞いて、怖くなりました。バイオプレートのおかげで片頭痛がなくなり、毎日が楽しくって!そのせいかどうか分からないのです が、最近、皆から”ピリピリしたところがなくなった””明るくなった”と、良く言われるようになりました。今までは頭痛が始まるのが怖くて、知らず知らず に仕事も遊びもセーブしていたんだなって気がつきました。」

その笑顔は幸せいっぱいに輝いていました。

 これまでの片頭痛を治された方々の体験談をみてみますと、偶然、歯科治療をされて、改善された方々が殆どのようです。


別の先生によれば


まだ鎮痛剤を飲み続けますか?


実は頭痛の根本原因は、『下アゴのズレ』にあるのです。
現代人は運動不足やストレスによる歯ぎしりなどのために、奥歯が十分に伸びていません。奥歯が一定の高さに達していないと、噛み込みが深くなり、顎が左右・前後にズレてしまいます。噛みこみが深くなると、頬にある筋肉がたるみます。
このたるんだ頬の筋肉を元に戻すように、脳は「筋肉を引き締めろ!」と命令を出し続けます。しかしその命令は、自律神経の交感神経という種類の神経の命令なのです。交感神経が常時興奮した状態にあると、身体全体の毛細血管はいつも縮んだ状態になっています。これが休日など、リラックスしたときに、交感神経の興奮は下がり、反対の作用をする副交感神経が優位になります。そして頭の中の血管が一気に拡張することで頭痛が起きます。
また交感神経の興奮は全身の筋肉を縮めますから、頭を締め付けることになるので、筋緊張性の頭痛が起こるのです。
つまり『下アゴのズレ』が、ほとんどのタイプの慢性頭痛の根本原因だったのです。


もう頭痛薬を持ち歩く生活は、終わりにしましょう!


あなたが知らない慢性頭痛の治し方。


バイオプレート治療は、バイオプレートという特殊なマウスピースを就寝時に歯に装着することで、下アゴのズレを補正する治療です。寝るときや食事中に、バイオプレートを装着すると、次第に下アゴのズレが補正され、これまで筋肉に出されていた「縮め!」という命令が解除され、深かった噛み込みが緩和されます。

交感神経の常時興奮という根本原因を除去することによって、自律神経の働きが正常に戻り、血管の縮みが緩和されていくので、短期間で症状が大きく改善・解消するのが特徴です。
片頭痛で鎮痛剤を常用していたAさんも、睡眠時にバイオプレートを装着することにしました。先日、久しぶりに来院されたAさんはこんなことを話してくれました。
「自己流の治療法で取り返しのつかないことになるところでした。バイオプレートのおかげで片頭痛がなくなり、夜中に目が覚めることもなくなりました。夜ぐっすり眠れるせいか、仕事にも集中できるようになりました。」
まだまだ多くの人が頭痛薬や鎮痛剤で乗り切ろうとしています。バイオプレート治療によって、頭痛の原因を根本から除去すればAさんのように、痛みのない日常生活を送ることができるのです。


「下アゴのズレ」が治れば、腰痛・不眠症・肩こり・アレルギー

などの慢性疾患も同時に治る可能性があります。

『下アゴのズレ』が原因で起こる病気は、片頭痛だけではありません。
顎関節症・不眠症・肩こり・アレルギーなど、生活習慣病、慢性疾患の原因 のほとんどは、実は『下アゴのズレ』なのです。このことは、大学の医学部や歯学部、製薬メーカなどの研究によっても確認されています。
バイオプレートで『下アゴのズレ』を治すことにより、下記のような慢性疾患や生活習慣病を予防でき、治すことが可能になります。


 内田信友先生の考えでは、歯のかみ合わせの悪さがストレートネックの原因となると言われております。