エール・ヴィエナ・シャロンの訓練日記 -3ページ目

エール!















我が家の宝物エールが本日で10歳になりました。




2004年3月12日にブリーダーさんちで産声を上げ、


生後二日後には対面させていただけました。


その頃は、オスかメスか迷っていたので、


「オスならラガー、メスならエール」と決めていたんです。


エールの綴りは「yell(応援のかけ声」でも「air(空気)」でもなく「ale」。


「上面発酵で醸造されたビール」という意味(笑)。


複雑な香りと深いコク、フルーティーな味わいを持つ犬なんです。


ちなみに、ラガーは「下面発酵で醸造されたビール」です。






エールが二歳の頃にヴィエナが来て、


エールが三歳半の頃にシャロンが来て、


あっという間の10歳です。





いつもいつも親バカですが、エールは私にとって


「超ウルトラ合格点!」な犬です。


「あ、うん」の呼吸、「ツーといえばカー」。


いつでもどこでも「ピントが合う」。


私の呼吸や舌打ち、体の動き一つで判断してくれる相棒です。





先日、「CalmDog~飼い主塾~」を受講してくださった


お客様から頂いたメールに


「ロボットのような犬とはまるで違うエールちゃんの
満たされたような落ち着いた安定感、飼い主と完全に
信頼し合っている繋がりが私にも見えるようで
本当に感動しました!」


と書かれているのを読んで嬉し泣きしました…。





最近は一日のほとんどをクッションで伸び伸びしながら


寝て過ごすようになりました。


ゴールデンの10歳は、なにが起こってもおかしくない年齢。


あと何年一緒にいられるかわからないから、


一日一日を大切に過ごさせてあげたいと思っています。



エール、10歳の誕生日おめでとう!


これからもよろしくね。

原野救助犬試験

先日、たっまたま見たU人先生のHPに「原野救助犬試験」の文字を発見!



JKCの災害救助犬試験が北海道に上陸するという話はまだまだ先のようで、



今回も「研修」として原野救助犬試験をやるとのこと。



ただ、いつものようなだだっ広い原野を3時間捜索するのではなく、



150m四方の草地に隠れたヘルパーを「犬だけで捜索させる」という形。



この「犬だけで捜索」というのが難易度が高いんです。



災害救助犬でも、ハンドラーが立ち入らずに犬だけで捜索させるという



試験がありますが、私とシャロンはこれが苦手…



シャロンは私がついてこなければ不安になって戻って来るタイプ。



雪崩とか、過去の原野では、ハンドラーが犬についていくことが許されるので



シャロンは「こっちだよ!」と私を連れて行きながら捜索するのですが、



今回の形はシャロンには無理そう。



でもまぁ、今後の犬の訓練のこともあるので、私の経験だと思って受検することに



しました。



当日は、土砂降りだったり寒かったり、地面はドロドロだったりですごいことに



なっていました。



恵庭ドッグスクールに到着して、試験の説明を聞きます。



午後から仕事が入っていた私は、早めの順番にしてもらっていたので、



ゼッケンは5番でした。



捜索時間は15分。



恵庭名物の演習音が雷のように鳴り響きましたが、



シャロン自身はそれほど気にはしていない様子で一安心。



5分ほど歩いてから「探せ」のコマンドでリードを外し、



シャロンの反応を見ました。



すぐに大きめの反応があったので、草地を指差して「行け!」と



コマンドしたものの、思ったとおり、シャロンは草地の中まで一人で



突っ込んでいくことをしませんでした…。



「この反応を信じてしつこく送り続けるべきか…?それとも前に進むべきか…?」



悩んだ結果、前に進んでしまいタイムオーバー。



そのあと、シャロンに反応がなかったので、おそらく最初の反応で



奥まで突っ込ませるべきだったのかも。。。



私の滞在中に発見できた犬はシェパード一頭だけだったので、



そのあとに発見した犬がいたかどうかは定かではありませんが、



優秀な犬を作っている訓練士さんたちもなかなか苦労していました。



むむむ。救助犬って難しいなぁ。。。



シャロンとしては、「いつもは必ず誰かを発見できるのに、今回はこれで



終わりなの?」と不思議そうにしていて可哀想だったのでボールで遊んで



「偉かったね」と終了。






試験の一週間前、ぐーたらパパの協力で草地の捜索をしましたが



そのときはなかなか良い感じだったんだけど…。



やっぱり、パパの臭と他人の臭では反応が違うみたい。



うーん、悔しいけど、しゃーないな。

ご無沙汰してます♪

「訓練?何それ?」ってぐらい、訓練をさぼっているぐーたらママです。



自分のための「犬のお勉強」は続けていますが、3ゴルの訓練は気が向いた時に



ちょろちょろぐらい…。



「訓練しなかったら大変なことになる?」って心配はご無用です。



日常24時間のなかでの接し方が「先読み」できてりゃ、コマンド使わなくても



「黒か白か」「イエスかノーか」だけで充分会話できるのは犬の良いところ。



余計な会話は必要ないからこそ、本音で付き合えるのが犬の良いところ。



これに気づくまでにずいぶん遠回りしたけど。



遠回りしたから気づけたのかな。



犬って本当に面白い♪