北海道クラブ訓練競技会
7月21日。
3ゴルにとって「最後の訓練競技会」に行ってきました。
2008年5月にCD1でデビューして以来、毎年5月7月9月は
JKC訓練競技会にいくのが「当たり前」の生活をしてきたから、
なんだか気が抜ける~ような気が楽になる~ような。
今はもうシャロンしか出陳していないので、エールとヴィエナは父兄参観
みたいなものですね。
シャロンにとって最後の競技だから、いい感じで終わらせたかったけど。
課目はすべて無難にこなしたものの、あいかわらずテンション低すぎでしょう。
でもこれが、私の実力ですわ。
96.1点で最後のポイントをゲット!
グランドトレーニングチャンピオン完成です。
本当なら昨年のうちに完成している予定でしたが、
5月にうんこはするは、7月に課目は落とすわ…で散々。
気持ちを入れ替えて、今年は5月7月と続けてポイントゲット。
秘策は…「ほとんど練習しなかったこと」ぐらいしか思い浮かびません、笑。
シャロンはすでにベテラン犬。
今回も同じ班の出陳犬の中で二番目の年寄りだったことにびびったわ。
伊達に数だけこなしてませんわよ。
下手に練習して惑わすよりも、練習しなくても課目もわかっているんです。
常歩行進中の伏臥という鬼門さえクリアすればポイントはとれる犬と
わかっているからね~。
決して成績優秀じゃないけど、私とシャロンはお互いの欠点を
熟知した関係なので、「どこでどうする」はお互いわかりあえていますねん。
審査員の先生は、S先生。
なぜか、これまでS先生の時はシャロンはポイントがとれなかったので、
「えー。どうしよう」と焦りました。
さらに、出陳前の調整に失敗して、リンクに入る前からシャロンは意気消沈。
周りからも「あ、なんかテンション下がってるね」と言われるぐらい
わかりやすい意気消沈でした。
でも、開き直ったったわ。
「とにかく課目を落とさなければなんとかなる!」と思い、
どんなにテンションダダ下がりでも「偉かった」と褒めてやりました。
だって、これが最後の競技会だもんね。
お疲れ様。
いままでありがとう。
ぐーたらママに付き合ってくれて感謝しているよ。
審査員の講評では、「とりあえずやりましたって感じでしたね。」と
言われましたが、これが私の実力ですねーん!
S先生に、「今回ポイントがとれたらグラチャン完成なんです。
だから最後の競技になるかもしれません。」と告白。
S先生は「大丈夫。私の計算が合ってたらポイントは取れているよ」と。
すべての競技が終了し、成績発表のあとに、S先生が声をかけてくださいました。
「どうだった?ポイント取れてた?」
「はい♪ありがとうございました」
と答えました。
そして…
「我が家はすべてシニアドッグになってしまったので当分は訓練の世界から
離れることになります。次に新しく迎えた犬と一緒にいつかまたここに
帰ってきますから、その時はまた審査してくださいね」とお願いしました。
永井先生にも「ポイント取れました!ありがとうございました!」と
お礼を言えたし。。。
7年間、続けてきた競技会。
あの緊張感。
課目を落とした時の悔しさ。
犬と繋がれたときの嬉しさ。
すべてひっくるめて本当に楽しかったです。
気がつけば、エール10歳、ヴィエナ8歳、シャロン7歳と、
我が家が立派な「老犬ホーム」。
新しい犬を迎えて訓練をしたい気持ちはありますが、
今は、この3頭にゆったりとした時間をあげたいです。
エールは立ち上がるのに時間がかかるようになり、
ヴィエナは肝臓の数値が異常に悪く心配な状態。
シャロンは、若い頃よりも疲れやすくなりました。
私の訓練人生(そんな大げさじゃないけど)を支えてくれた
大切な相棒たちに感謝の言葉しか見つからない!
3頭のゴールデンが教えてくれたことを活かして、
またいつか、訓練競技会に参加できるような犬を作ろうと思います。
「エール・ヴィエナ・シャロンの訓練日記」は
ひとまず終了!!!!!
JKC北海道ブロック訓練競技会
5月25日(日)、JKCの訓練競技会シーズンが始まりました。
昨年は5月、7月とポイントを逃し、9月は「やーめた!」な気分になったので
10ヶ月ぶりの訓練競技会になります。
昨年は私の心理的な問題がシャロンに大きな影響を与えてしまい、
どーもやる気がでない状態でしたが、今年はちょっぴり生まれ変わった私。
訓練がどうこうではなく、私自身がなんか「ふっきれた」ような状態。
「今年は、シャロンと二人だけの世界でやろう!」とやっと気持ちに整理が
ついて挑めました。
ゴールデンウィークあたりから10ヶ月ぶりの訓練を開始。
練習ではまずまずの出来ですが、行進中の作業の修正は間に合わず。
これは毎年の反省なのですが、どうも治せない。
競技会を卒業したエールの方が作業は綺麗なので、そこだけ
取り替えたいぐらい。
シャロンは本番になると練習のキレが半分も出せないので、
そこもエールと取り替えたいぐらい。
「いっそ、エールを復活させようか?」と考えて課目をやってみたところ、
エールは後ろ足がうまく使えないようになってきているので、
伏せからの停座が辛いようでやめました。
ここはやっぱりシャロンのみで頑張ろう。
え?ヴィエナ?相変わらず蝶々追いかけてノーテンキに遊んでおります。
今回の課題は、「周りの目、審査員の先生、自分の焦り」を無視すること。
アマチュアから一般の部に移行して以来、なんか気持ちばかり
高ぶっていたので、そこをなんとか乗り越えたい!
紐付き脚側行進/角が膨れるし、最後の数歩が遅れる
紐なし脚側行進/これも角が膨れるし、最後の数歩が遅れる
停座および招呼/OK
伏臥/OK
立止/OK
行進中の伏臥/6m地点で伏せた
行進中の停座/6m地点で座ってた
持って歩く/OK
ダンベル持来/OK
据座/OK
脚側も行進中も、毎度同じとこでつまずくなぁ。
今回、嬉しかったのは、招呼もダンベル持来も「正面停座」ができたこと(レベル低っ!)
正面からの脚側も元気よくついてくれたので気持ちよかったです。
特に「招呼」が元気よかったな。
結果は、96.3点で席次はなんと、「6席」で入賞ならず。
惜しい!
規定が67点と悲しい感じ。
相変わらずの「6席どまりな女」は一般の部でもそうだったのか…。
総評では、「課目はこなせてますが、行進中の作業が遅い!脚側行進はもっと
白線の上を歩きなさい」でした。
白線って無視していいと思ってたわ、今まで!
練習でも白線を歩けるようにしておこう。
一般の部では、気のせいか、アマチュアの部に比べて
課目内の「間」が長いような気がします。
例えば、ダンベル持来で、ダンベルを投げてから審査員が「いいよ」と
言うまでの「間」とか、行進中の作業で犬の元に戻ってからの「間」とか、
「持って歩く」でダンベルを出させるまでの「間」とか、ひとつひとつに関して
審査員からのOKが出るまでの「間」が長い。
気にせいかもしれないし、審査員さんの特徴かもしれませんが…。
でも、やっと自分らしさを取り戻せて、シャロンとがんばれたような気がします。
次回は7月だ!
頑張ろう!