地面からの距離1mm。

ほぼ、裸足の感覚。「ゼロ」か、「1」かというと、やはり「1」。「ある」か、「なし」かというと「ある」。地面と向き合うための道具として、ギリギリのところだろうか。

 

 楽しいマラニックに参加。場所は和泉市から堺市の田園風景広がる快適なエリア。堺にこんなところがあるんやぁと堺市民の方が言うほどののどかな風景が広がっている。

 

 さぁ、1mmで行けるか。

 

 和泉市の名所スパリフレを出発し、ハーベストの丘方面へ。滑り出しは上々。公園の砂利エリアは若干痛いものの、いけるかいけないかでいうといける。痛いか痛くないかで言うと、痛い。砂利砂利エリアを越えると、滑らかアスファルトサーフェイスに変わる。全く問題ない。足裏から伝わる動きの流れを感じながら、一歩一歩を内観する。1mmは、クリアなレンズを通して観るような感覚が得られる。決して裸眼ではないが、かなり透明度が高い視界。

 

 道中、走友との会話が楽しい。次のレース、過去のレース、日常のランなど、ランランランな話題で盛り上がる。良い景色が現れると、みんなで「サイコーだぁ!」など。

 

 ハーベストの丘から畑地区方面へ。広々とした風景が広がっている。アップダウンを繰り返しながら、妙見山感應寺に到着。能勢妙見山、星田妙見山と共に大坂三大妙見山と言われているらしい。寺社仏閣のある風景、歴史に磨かれた味わい。

 

 泉田中方面へ向かうと、思わぬ出会いが。

 

「Acoustic Live House Cafe & Bar お堂カフェMA-A-NA」

開店前だったのだが、店主の方がいらっしゃって、お話を伺う。お堂ではライブなどが行われるらしく、この日も夜からはイベントが催されるようだった。カフェメニューの中にチリコンカーンの文字が目を引く。パン、パスタ、ライスを合わせて食べられるらしい。次のマラニックの妄想が広がる。これは食べたい。

 

 ゴール、リフレを目指し、市街地走。ここからのコースがガレていた。アスファルトのガレ。丹後ウルトラ八丁浜を想起する。局所で踏み抜くと痛いので、痛みを分散させていく。自重をまっすぐ地面に乗せる。乗せる場所が少しでもずれると痛みが警告してくれる。一歩一歩の集中力が高まる。力むのもよくない。痛いからといって、ぐっと構えてしまうと、さらに痛い。痛いものは痛いものとして受け入れる。呼吸でコントロールする。足裏に集中しているが、そこから離れていく感覚。これがでてくると良い。この時間が続けられるようになれば、何かつかめるかもしれない。

 

 リフレゴール。さぁ、温泉だ。

朝日を浴びながら走りはじめ、身体を動かし、温泉で汗を流す。時間はまだ昼前。このあとリカバリー補給もあれば最高だが、今回は時間の都合もあり割愛。

 

 マラニックの醍醐味、ここにあり。走ることはいいことだ。