上松の長い下り。空は明るくなり、周りがよく見渡せるようになった。記憶をたどりながら、昨年のこのあたり、こんなに明るかったか。どうもペースが遅いようだ。最近の傾向だが、あまり時計を見る習慣がなくなった。ときおり、距離と通過タイムは見るが、「1キロ何分ペースを刻まないと」のようにマメにみることはなくなっている。体内感覚の均衡を保つことは意識するけども、ペースはだいぶ適当になっている。つまるところは、走れるペースでしか走れないというところ。目の前の体調と向き合いながら、ペースを刻んでいく。

 

 松原スポーツ公園の到着。明け方くらいから、トイレの小の気配があり、汗でなんとかならないかぁなど考えていたけれども、なんともならないのでまずは、用を足しにいく。エイドに戻り、おにぎりをいただく。空腹感があったのでここはぜひとも補給しておきたいところ。デポジットは置いていないので、手持ちのAnswer600を袋のまま水で溶かし、それをボトルに移す。アミノ酸を補給し水もたらふく飲んでおく。さぁここから、後半戦の始まりだ。たくさんの走友の方々とスライドする。声を掛け合って心も少し軽くなる。

 

 滝越コースは、前半部分が新コースでロードになっていた。知らない道を行くのはなんとも楽しい。緩やかな登りなのだろうが、かなりつらい。細かく刻みながら、なんとか走る。景色は雄大だ。真っ青な空に木々の緑、横には川の流れ。こんな景色を味わったのは、もしかすると初めてかもしれない。

 

 下りに差し掛かかると、まもなく水交園にたどり着く。念願のソーメンエイドがやってくる。水交園の少し前に、用水路のような小川がある。ここには、おそらく梅花藻があるんじゃないかなぁといつも思いながら走り抜ける。好きなエリアだ。

 二回目となる用を足し、ソーメンをいただく。これはもう、一気食い。出汁も飲み干し、塩分も補給。コーラも一杯いただき、脳と身体を少しリフレッシュ。

 エイドを出ると、ロードの登り。ここも刻みながら、なんとか走る。トレイルに入ると、また走れなくなる、ここもひたすら登る。なかなかつらい歩行が続く。赤棚の水エイドを過ぎ、まだ少し登る。ここが、またまた辛いポイント。もうすぐなんだが、なかなか終わらない、スパルタンガレ林道。しかも今年は、強烈な日差しのおまけつき。給水してもすぐにからからになる。チャンスあれば、水を汲もうと考えたが、滝越エリア、天然エイドがあまりない。貴重な水を少しずつ消費していく。