登り続けていると、少し開けた所にでてきた。見覚えがある。ここで登りは終わり、下りが始まる。重力に身を任せ下っていく。
今回は、オンタケのために新しいサンダルを作ってきた。6ミリビブラムチェリーシートエンボス加工+1.8ミリビブラム半張りシート、ヒモはATWOOD4ミリのダブル、結び方は、わらじを参考にオリジナル(たぶん)仕様。下りの凸凹はちょっと刺激的だが、ガンガン下っていく。サンダルが昨年と比べて薄いのもあり、少し刺激的過ぎて、前ほどは攻められない。
この下りが長い。川に下りれば下りは終わり。川の流れの音が聞こえるような気がするが、下りはまだまだ続く。願望が、耳にこだましているのか。下って、下って、下り疲れるまで、下って、下って。長い長い下りだったが、ただ、終わらない下りはない。
ロードに出た。路面は凸凹が終わり、整地されたアスファルト。足裏は少しほっとしているが、ここから灼熱のロード。路面からの照り返し、日陰も所々で逃げ場がない。残すところ4キロ。
ペースは遅いが走れている。ここも淡々と進む。脚が動かないというよりも呼吸がつらい。
残り2キロ。長い直線を進むと少し登って、少し下る。すると見えてくるあの橋。残り1キロ最後の登り。楽ではない。もう歩いてもゴールはできるんだけども、走る。できるかぎり走る。
ゴールの瞬間というのは、なんとも良い。
