LCT HK33からの展開 | サバゲチーム プラトーンブログ

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千葉ニュータウン近辺で活動するサバゲチーム PLATOON のブログです
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ちょっと古い話題ですが、、、

LCTからついにHK33が発売されました!




LCTと言えばAKシリーズで有名ですが新製品でH&K G3シリーズのリリースなどなかなか素敵な方向に舵を切ってきました。

それにしてもH&Kの中でもどマイナーなHK33シリーズとは、、、(笑


と言う事で!ヨウスニクスに入荷したのでレポとなります。

まずは持って第一声

「重い!」


無可動実銃専門店で持ったHKライフルのような鉄筋を握ってる感さえあります。

そのあたりはさすがのスチールプレス。


ただし!

見た目イケメンと評判のLCTですので寸法的なリアルさとしてはどう見ても甘い感じがします。

ハンドガード→なんか膨らんでる

25連型マガジン→短い

ピストルグリップ→短い

ストック→角ばっている


ちょっと確認しただけでこれだけ羅列できます。

でもまあ、、、雰囲気いいからいいか!


オプションではなんと40連マガジンまであります。

こちらはどう考えてもアレを作れと言う無言のプレッシャー?


膨らんでてなんかおかしいなと感じるハンドガードはワイドタイプのトロピカルハンドガード。

こちらは良いのですがやはり上から見ると膨らんでいます。

内部はヒートプレートまで再現されていますが元の設計が???な作りでバッテリーも搭載できるようむりやり広げた結果、この形になったようです。


ハンドガードを外したフロント回りはすべてがスチール製で強度は充分。

根本のチャンバーブロックもまるまる鉄で、すべてが重いです。


アッパー、ロアを分離してメカボを確認します。

前にカスタムした同社G3に酷似しており、VER.2から形状が少しアレンジされたQDタイプメカボとなっています。

上部にはLCTリコイルユニット用のスリットが掘られていますが前まで伸びててちょっと強度が心配、、、


アッパーフレームはスチールプレス製で溶接がダマになってしまってますがかなり雰囲気は良いです。

ダミーボルトは鉄鋳造でやはりこちらも重い。

G3の時はスチールプレス製で軽かったのですが後日出たLCTリコイル版(あの11.1vで超硬いボルトスプリングも引くと言う耐久性に疑問が残るモデル)に合わせて鉄鋳造ダミーボルトに変更、HK33ではノンリコイルモデルでも最初からこのタイプが入ってます。


内部ボルトスプリングもリコイルタイプと同じ?と思われるスプリングで組まれています。

分解時にピンを抜くとスプリングガイドが凄い勢いで飛んでゆくので要注意。


G3の時から変わらない、ひどい作りのチャンバー。

ダイヤルタイプでM16系互換品ですが、レバー自体が薄く歪んでしまいダイヤルも無駄にクリック付きなので微調整がままならないという致命的欠陥を持っています。

こちらは要交換ですね!

ちなみにインナーバレルはタイトな精密タイプです。


フレーム刻印は無しなのでそのままお好きな刻印を入れられます。


ピストルグリップは樹脂製。

グリップ部が短く見えるのと、セレクターがカシメで分解不能になっていますが非常に硬い、、、


ストックは悪くない作りなのですが前部の固定ピン穴が金属リベットで補強されてしまっているのと角張り気味なのが惜しい!


と言う事で「なぜヨウスが購入したのか」と言うと


ベトナム戦で唯一、公式に米海軍特殊部隊SEALSで使用されたH&R(ハーリントン&リチャードソン) T223ライフルにコンバートしたいからなんです。

元々使用していたKSC T223初期型はばんちょーさんに譲ったので今回は後期型の予定。


カスタム前に確認。

やはりリアルなKSCと比較するとグリップの長さもマガジンの長さも違います。


ばんちょーさんのT223は初期型なのでG3加工ハンドガード、バイポットクランプ、ボルトストップ、ストック形状など異なりますが基本は一緒です。


ただし並べるとわかりますがバレルがほんの少し短いと言う微妙ながら大きな違いもあります。


HK53・・・だが謎がある・・・そして解明し改名!


こちらは無稼働専門店シカゴさんのブログですが、ベトナム戦が行われていた1960年代後期、H&KではHK33のさらなる短縮化と言うので微妙に短くなったカービンモデルを試作していました。

その当時は製品版HK53のようなはっきりとした短縮ではなく、あくまで5.56mmのパワーを維持した上での短銃身化だったのかと思われます。


そんなT223、、、いつになったらカスタム開始できるのか???