DJ Vietnam様 G&P M16ベトナムタイプ ベテランに捧げるFCUカスタム | サバゲチーム プラトーンブログ

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G&P M16ベトナムタイプ。

古くはJAC、MGCトイガンから始まったシリーズでマルイ 経由で海外もその流れに波及、チューリップハイダーと言われるモデルとしては代表的なものとなります。



昔から変わらないこの形ですが、毎度のことながら

・フレームパーシャルフェンス

 →G&Pはガード無しの良いところまでいってますがなぜか形状が惜しいところで止まってる

・フレームボルトフォワードアシストノブ

 →空軍仕様のフォワード無し

・ストックスイベル

 →M16A1状態の固定スイベル仕様

・ダストカバー

 →最近みんなそうですがM4タイプ


と、G&Pならではの問題点もはらんだ仕様だったりします。




特に惜しいのは上下フレーム。

ベトナム戦といえばボルトフォワード付きアッパーにM16A1はロアがマガジンキャッチガード付き、XM16E1はガード無しですが、G&Pはなぜかフォワード無しの空軍仕様にロアはマガジンキャッチボタン下の彫り込みがない独自形状。

刻印自体はAR-15なだけに非常に惜しい!事となってます。




バットプレートはラバー製で上のボルト一本で分解可能な構造。形状も合ってるのでほぼ完璧です。

しかしながら固定スイベルは昔から変わりません。


と、けっこう直さなくてはいけない箇所がありますが、、、DJ Vietnam氏からは


「とりあえずFCU入れちゃおーぜ!」


という事に(笑)



DJ Vietnam氏、ベトナム戦界隈では時代考証に則った情報をまとめて新たな刺激をストイックに追い求めたり


https://panam.militaryblog.jp



過去には世界初のM60 SYSTEM23デスマシンを製作したり



と、現在のベトナム戦特殊部隊系の考察に大きく寄与された方なのですが、、、

実はめちゃサバゲーマーでFCUにもかなり興味津々だったとの事でした(笑)



という事で、外装はすっ飛ばしてメカ一点だけのカスタム!


G&Pはメカボケースは完成度なかなか高いですが内部パーツは微妙な箇所がいくつかあります。

(前回のストーナーと同じですね)


ただし、パーツ交換を最初からしないという考えならそこそこのバランスが取れてます。

今回のベトナムタイプも
・ショートストロークピストン、ギア
 →大きな問題はないので現状維持
・8mmベアリング軸受
 →スムースに動作する点ではFCU組み込みでメリットもあり、純正ギアの軸折れ軽減の意味も含めてそのまま使用(発射弾数が多いLMGは厳しい)
・M120モーター
 →純正ギアが90%ローギアード(18:1→20:1)なのでトルクの細いこのモーターでも大丈夫
※ちょっとサイクルは速い

となり、ノーマル準拠なら下手にパーツ交換はしないのが良いです。

強いて言えば

モーターは変えても良いですね!



メカボはFCU(今回はT238)組み込みのために内側をこれでもかと削ります。

マルイメカボケースならここまでやる必要はないですが、強化の為に肉が詰まったG&Pケースは干渉部が多くここまで削らないと入らないのです。

この削り方を考えるとこのカスタムはリューター必須ですね(汗




T238は安価ながらプリコック機能も入っていて、ライトチューン前提ならかなり使えるステキなFCUです。

ただし現在販売されている新型はダメっぽいですね(汗




外装はそのまま、との事でしたが




黒いダミーボルトだけはどうしても気になるので酸化皮膜処理を剥がし、クロームメッキ風に処理。



という事で羊の皮をかぶった狼となるM16ベトナムタイプ、完成です!




ナローバレルにチューリップハイダー、別の海外メーカーではヘビーバレルになってしまってるおかしなベトナムタイプもあるようですが、G&Pは太さはおろか形状もかなり良くできているのでこれから買うとしてもかなりおすすめです。




フレーム、ボルトフォワードは手で隠すとして(それで良いのかwww)




シルバーに輝くダミーボルトがポイントとなります。

そして1番のウリである実射性能は



はい、絶好調です!

見た目はノーマルベトナムタイプ、中身はFCUプリコックの入ったレスポンスアップで思わずニヤリなカスタムとなりました。