と言うのもガリルARMには特に思い入れがあって、FTC(ファルコントーイ)が販売していたガスガンを中学生時代に使用していました。
当時はBV(ビュレットバルブ)式ガスユニット全盛でハイパワーじゃないとサバゲできないくらいの時代。
その時代にBV+ダミーボルト連動のターボシリンダーシステムが入ったと言うファルコンフルオートユニットは一応BVですが、インナーバレルの移動量が少なくユニット内圧が高めにくい構造なのでパワーが低いものでした。
その分、ターボシリンダーユニットでエア流量を稼ぐユニットでしたが元のスプリングレートではパワーが低めに設定されており、そのあたりをいじると他社BVと互角に張り合える潜在的な性能を持つ夢のメカでした。
と、、、そんな話ししても今回の電動ガンとは関係ないですねwww
KA(kingArms)製ガリルはアルミフレームに各部はスチールパーツと価格に対してかなりのコスパを醸しだす内容で、海外AKシリーズといえどもLCT同等の品質を誇ります。
ただしメカボ自体は微妙なもので、ダイキャストの品質が悪くすぐに崩壊しそうな色(汗
さらに専用のブローバックメカボケースなのでリコイルユニットが搭載しにくいと言う罠が、、、
最初から上部に穴が開いてるのは良いのですが後端に穴が空いてたりと強度的にも非常に不安な作りです。
フォールディングストックなのでバッテリー搭載はARM特有の大型ハンドガード内に収納できるか!といったところです。
肝心のメカボは過去にピスクラしたのか、ピストン破損。ギアはマルイ製に置き換わってました。
軸受も7mmという微妙な大きさでベアリングというかなり危ない状態。
7mm以下のベアリングは過去の実績では確実に砕けてスチールボールがメカボ内に飛び散るので危険極まりないメカでした(汗
比較的頑丈とされるマルイと同じ白樹脂のピストンですが、ラックギアが飛んでます。
この位置で飛んでるのはなかなかレアです。
という事で、ハードリコイルカスタムは激しい振動、リコイルで角部のビスが緩みまくりなのでカスタム時はほぼ全分解、組み直し、補強などが入ります。
メカボは他社の新品AK用を送ってもらい中華製ですが実用強度が出ていることを確認し、加工、組み込み。
モーターは信頼のマルイ製EG1000S!
ピストンはこのあたりなら間違いないです。
国産ライラクスはさすがの品質、ですね!
安定した初速を司るピストンヘッド はこだわるなら側面吸気のDCI系、コスパなら加工が必要ですがZC。
ギアは切削タイプが大前提で、ノイズ対策優先ならやはり国産ライラクス一択。
海外製でも安定した性能で考えるとJAがオススメです。
軸受は大きさにもよりますが精度優先ならオルガ、価格ならSHSやZC系でしょうか。
樹脂製も出てます。
実はマルイ系標準の樹脂軸受、ピストンとのファーストコンタクト時の衝撃を逃がす役割でかなり良かったりします。
今まで6mmしか対応できませんでしたがついに8mmも出ましたね!
アウターバレルはバッテリー収納のため側面切削。
アルミ製アウターですが強度的にはこれでも充分です。
ここにセパレートバッテリーをインストール!できるか???
所狭しとしあわせ研究所謹製スピコンFETを搭載!
フルオートサイクルはこれで制御します。
(現在は絶版のため、カスタム時はGATE MERF3.2を使用します)
バッテリーは7.4v1800mAリポが搭載可能で、通常のサバゲなら1日持つ容量となりました。
そのほか、メカボ移植などもありダミーボルトまわりの組み替え加工などもおこないつつ、メカの搭載完了。
650gのリコイルウエイトはガリルのフレーム内で大暴れします(笑
という事で完成!
樹脂ハンドガードタイプのモダンなガリルARMながら FTCからさらに進化した完成度で美しいプロポーションです。
強いて言えばマガジンの爪が弱く、折れてしまうと使えなくなるという弱点がありますが見た目を気にしなければAKマガジンも使用可能です(笑
スチールパーツで仕上げられたボディは色のコントラスト含めて良い雰囲気です。
イスラエルではこれでLMG運用されているという事で、AKでいくとRPKの立ち位置となるのでしょうか。