CAR/DNA XM177 GBB マルイ M4MWS追撃作戦 その2 | サバゲチーム プラトーンブログ

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前回の追撃作戦から一度、最強の弾道と言われるマルイM4MWSの構造を確認することとなりました。

このM4MWSはプラトーンメンバーやすさんのブツ。



ノズル自体は長く、下のガイドは短いですが、その分ノズル下部に斜めカットが入る形状。
ロッキングラグは前後に動き、チャンバーに入る時に邪魔にならない構造。
樹脂も滑り特性が良さそうなものでガイドも入っているのでツルツル動作します。
ボア、ストロークはWA、VFCに似た感じでエンジンの基本設計としては各社ほぼ限界まで拡張されているように見えますが、マルイはフリクションロス低減に努めた設計に振っています。
このあたりさすがの設計です。



チャンバーは内部にしっかりBB弾の給弾ルートが形成されており、短いガイドでも弾の流れ込みがスムーズとなっています。



それに対してCAR(VFC)。
ガイドより奥まってノズルがある構造です。



チャンバーはパッキンが露出していて給弾ルートは無い状態。
ちょっと嫌な予感しますが、、、



とりあえずロングノズルを削り出し、最適な停弾位置での弾道確認となりました。



長さ違いで試します。



そしてバッファは重量アップを狙って真鍮で新規設計。




重くなるとフルオートサイクルが落ちるので可能な限りの速度アップ効果を狙ったフリクション対策でテフロンリング保持とバッファ内内圧逃がしでセンターからの排気、後部バッファスプリングにはバッファ効果とブースター効果をミックスした「バンプシステム」をテストとして付与。



ノーマルバッファ91gに対して



パーフェクトリコイルバッファ(仮)は157g!
1.5倍です。

純正バッファとは設計思想がまったく違うので撃ち味もかなり変わります。

ノーマルが「ガシャーン!」とルーズでメタルな余韻を残すのに対し、パーリコ(仮)は「ガチン!」というメタルでありながら重くタイトなイメージ。

バッファスプリングは変更可能で、バンプ(底着き)量を調整可能で
ソフト→完全に底着きするフルバンプ
ミィディアム→反発を残しつつ底着きするハーフバンプ
ハード→底着きしないブースターとなるノンバンプ

で好みな設定を探れます。

それでも純正のルーズな感触は良いので完全に個人の好みですねちゅー


という事で、ロングノズルを入れた結果、、、
ダメです。やはり給弾ルートが無いのもあり不定期で思いきりBB弾が噛んでしまいジャム頻発です(汗

結論としてはやはりノズルは伸ばしてはいけない、という事となりました。

ただし!
ノズルを最適長まで伸ばした弾道はマルイVSR純正パッキンとの組み合わせで完全にフラットで安定した弾道となります。
その性能はぶっちゃけマルイM4MWS同等!

でも不定期にジャムる。
ショットガンみたいに1発ずつでのチャンバーへの直接装填ならマルイM4MWSと戦える!
でもそれってガスブロじゃない、、、


という事で、最初のノズル内ピン打ち込みをさらにタイトに加工し前にBB弾を押せるようにしてパッキン、クッション側を最適化、そして信じられないくらいガタガタな作りのチャンバーダイヤル部を徹底的に見直し




この弾道まで仕上がりました!
マルイM4MWS同等とまではいかないと思いますが、0.25g弾でも安定しなかった弾道も0.2gでなんとかここまでになりました。



という事で、、、
フロンガス問題などリキチャGBBには少しつらい時代となりそうですがまずは弾道安定と撃ち味変更などのカスタム箇所はかなり煮詰まってきました。

弾道は100点と思われるマルイM4MWSに対して80点といったところ。
撃ちあった場合の性能差はガンダムとシャアザクくらいでしょうか。

サバゲでM4MWSと撃ち合う時には
「ガスブロエンジンの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・教えてやる!」

そして負けた時には
そのガスブロエンジンの性能のおかげだという事を忘れるな!」

と、とても悔しそうに負け惜しみを言いましょうゲロー