上がLCTベーススチールミルフレームベースの究極版56式自動歩槍
下が今回のCYMA AK47ベース56式自動歩槍
中古で入手したというこの電動ガン、価格は10倍くらい違いますがDJベトナム氏による木製パーツの整形、染めが効果的で素晴らしい完成度になっています。
今回はメカ系のメンテナンスがてら気になる箇所を、ということで、、、
こちらがお預かりした状態です。
さすがDJベトナム氏、木パーツはまさかの水性塗料で適度に黒ずみきった色を再現。
敢えてニス処理をせずにしっかりメンテされているわけではない鹵獲品的なイメージが出ています(笑
56式の特徴と言えるバヨネット付きフロントリングサイト。
GUARDER製でいわゆるノリンコOEMかと思われますが、RSの後期型とは違いリブ付き、半薄型の中期タイプ。
バヨネットまわりは外されており、ベトナム戦時SOGなどで使用されたバヨネット外しカスタムタイプとなります。
実際、本物はバヨネットついてるだけでかなりの重量なので外すだけでかなり軽くなるんです。
グリップも非常に良い風合いです。
本当のこと言ってしまうとマルイAK47はプラ製ですが一番リアルな形状をしていたりします。
唯一、ストックが開発当時のラージバッテリーに合わせるべく長くなってしまってますが、本当に良い出来です。
鉄製ですが残念ながらこのストレートタイプはベトナム戦時ではないタイプです。
やはり当時ガーダーキットをマルイ系CYMA AK47に組み込んだようですが、素晴らしいカスタムです。
アウターバレルは鉄管なので内側に溶接痕のあるタイプなのでビニテにもそれを逃す溝ができてましたが、、、うーんこれはちょっときつい(汗
メカボも分解しましたが内部は緑のエイリアングリスがまだ残り、中華電動ガンというのを思い返されます(汗
ベトナム氏曰く「撃てればいいよ!」
とのことでしたのでまだギリギリ使えるケースと言うことでそのまま内部調整、ケース全体にも浸透力の強すぎない保護用グリスを塗布して仕上げました。
今回は内部に関してはカスタムではなくあくまでメンテナンスというので、ピストンOリング交換のみで使えるパーツは全て再利用しましたが、中華机モーターもコミュクリーニング、再慣らしでかなり絶好調となりました。
さすがベテランが着色するのは安定して素晴らしいイメージを作り上げるなと、、、
フラッシュハイダーもマルイAK47用を逆ネジでマウント済みです。
そしてマガジンはRS製の背びれがないタイプで鉄板が厚いいわゆるノリンコOEMタイプ。
ノーマルのままでは給弾も不調ではめてもグラグラなので後部にスペーサー追加→前部フタの調整でガタのない組み込みが実現できました。
LCTは驚愕のスチールミルフレームですが、実は寸法的にマルイ系より大きくリアルさで言ったら素のマルイ系フレームのがリアルなのです。
となると、ある意味今回のCYMA は超絶リアルに仕上がったということになりますね(笑