XM177E2 グレネードランチャーガイドリング 発売中! | サバゲチーム プラトーンブログ

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60年の時を超えて、、、
トイガンでは今まで再現されきれなかった
XM177E2グレネードランチャーガイドリング
ついにここに、完全再現です!
価格 1500円
(写真下のリングとなります)



このリングを作るきっかけとなったのは以前、メンテナンスでドッグ入りした狼氏の無可動XM177E1、E2から採寸をさせていただいた時のこと。

もうこの写真見ていただければ分かりますが、、、すごい風格、オーラが漂います(笑




それはマズル先端にもしっかり出ていまして、、、
無可動加工されているのでもちろん安全ですが、フラッシュサプレッサーはコルトオリジナルの無刻印タイプで、米国では内部構造からサプレッサーに分類されてしまうのでNFAライセンスでクラス3となってしまいその刻印が入れられてしまったりするようなのですが、この無可動には入っていない(ということはすぐに無可動化された)という非常に貴重なサプレッサーなのです。



そればグレネードランチャーガイドリングも同じで、トイガンでは全く同じ寸法と呼べるものがありませんでした。
※余談ですが、この無可動XM177E2にはハイダーロックワッシャー(クラッシュワッシャー)が入ってましたが、正式にはE2にはワッシャーは入ってなく、トルク管理で固定する旨の指示があります。
なのでこのワッシャーはE1用?



今回はXM177のカスタムにとって今後の大きな糧となるのでしっかり採寸させていただきました。


そして年月は流れ、、、



工場でスチール切削しました!
それも、、、100個!(ええ!)



右は現在最もリアルと言われるクルセイダー製フラッシュサプレッサーに付属するリングで、それをさらにリアルに加工したものですが、やはりそれでも再現しきれないほどに今回のリングはリアルです。



そりゃ実物採寸なのでリアルどころじゃないです。

そうなんです。
リアルを追求して内径も13mm(インチ換算)にしてありますのでM14ネジを使うトイガンには内径を棒ヤスリで広げていただく必要があるのです。

悩みましたがそこまでこだわりました。



こちらはクルセイダーに組んでみた状態。
この食い込み量が今までどこのメーカーも再現できてませんでした(笑



食い込みだけでなく、外径寸法も実は少し小さくなってるという、、、



反対に装着するとXM148の固定クランプを溝に噛み込んで完全に固定するという構造なのです。

と、この話を聞いてピンときた方。すごいです。


XM177E2はバレルを延長した時になぜこのリングまで追加したのか、という話になるのですが名前の通り、グレネードランチャーを装着する時の固定補助リングだったのですが、E2が採用された1967年当時はまだM203グレネードランチャーは無く、XM148が使用され始めた時期なので同社製のこれに合わせるべくこのリングが設計され組み込まれたのでした。

その為、後から開発されたM203グレネードランチャーはなぜか微妙に寸法が合わず、このリングを外して装着したようです。
(トイガンでフラッシュサプレッサーのくびれにM203のクランプが合わないのは実銃もそうらしいです)

そういう訳で



パーカーライジング工場にてパーカー処理完了!



装着するとこんな感じで、、、
いかがでしょう???



サイズや食い込み量もそうですが、内径がインチサイズですのでなぜかリングだけM14で設計してガタガタなで食い込み量も違うDNA XM177E2や、アウターバレル やフラッシュサプレッサーを1/2-28インチでネジを切って製作している強者の方にも最高なリングとなります。

もちろん少しずつ内径を広げて、ガタつきのないタイトな嵌合でM14ネジのアウター、フラッシュサプレッサーに装着してもニヤリとするフォルムになると思います。



こちらはコストコ氏のトレポンXM177E2で、実物フラッシュサプレッサーとの組み合わせ。
パーカーライジング直後なのでまだ色が綺麗ですが、使い込むうちに似た風合いに変わってゆくと思います(笑



フラッシュサプレッサーに対して外径が少し細くなるのが正解で、テーパー角度や距離もこの少し「ボテっ」としたものが正解という、なんとも今までのイメージを崩してくれるパーツとなります。

予想以上にたくさん作ってしまったのでまだ在庫は潤沢にありますが、欲しい方ぜひご注文を!(笑