RPD軽機関銃
ヴァシリ・デグチャレフ設計のこの軽機関銃は1944年ロールアウトと古いものであるが、各国でライセンス生産されロングセラーとなった。
もちろんベトナム戦争でも北側が使用し、バレルをカットしたカスタムモデルを米軍MACV-SOGが使用したのは有名。
ということで
メカボやドラムコンテナなどの中央部をずっとやってきましたが、今回はなんと!
LCT RPDはフレームのデフォルメが半端なく、縦方向に太い(逆に言えば実物は鬼のようにスリム)なのでその分ハンドガードが角ばってしまっています。
それをかなりギリギリまで丸くする事で素敵なフォルムとなるのです。
今回はベトナム戦で使用されていたと思われるソビエトRPDⅢ型以降のイメージで、ハンドガードは窪みありタイプで製作しました。
耐久性、強度を最優先する軍用銃では近年、オイル仕上げというのはあまり考えられないので今回はメープル染色にウレタンコーティング仕上げとしました。
内径は7.62mmに合わせ7.5mmで、マズルフェイスがトイガンではありえない素晴らしい小径穴となっています(笑
バレル同士ねじ込んで固定でも良かったのですが、フロントサイト角度もあるので基本はスポッと差し込んで下からイモネジ固定となります。
ガスレギュレターダイヤルは可動式に加工し直し、回してイモネジのレンチが入るようにするというネタを仕込んでます(笑
フロントサイト用ショートバレルは新規スチール切削でバイポッドサポートリングを挟み込んだ形となるよう設計し直しました。
バレル横に沿った流れである棒は追加したダミーのクリーニングロッド。
本来RPD用は長いのですがおデブなフレームからハンドガードを貫通するという実物構造はできないので手前で止まってしまってますが、突き抜けた先を再現することで素敵なプロポーションになります。
ロッドに使用するシャフトは規格の太さがないのでマルイAK47用スチール品を仕上げ直して搭載します。
素晴らしく輝くこのカートはおそらく新品。
裏にはトリガー連動スイッチ接点ケーブルがこっそりとwww
このベルトリンク考察がなかなか楽しくて、当時のSOG隊員は出撃直前に弾薬装填後、試射してから出撃と思いますが、その時何発撃ったか?という妄想から始まるのです(笑
通常なら2〜3発だと思うのですが思わずけっこう撃っちゃって
「あいつあんなにリンク出て試し撃ちしすぎじゃねーかHAHAHA!」
みたいな会話もあったのではないかと、、、
という事で、今回のポゴさんのベルトリンク 飛び出し量は10発(テンション上がりすぎてこんなに撃っちゃった)というシチュエーションを妄想しながらセットしました(笑
そして試射も絶好調!
トリガー連動電動給弾マガジンなので撃ってるときはトリガー引くだけでひたすら弾が出ます(笑