KSC HK33ベース H&R T223 残ったカスタム消化 | サバゲチーム プラトーンブログ

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ベトナム戦時、SEALで試験運用されたというハーリントン&リチャードソンのT223ライフル。




第二次大戦で敵国だったドイツH&K社のHK33をストレートに使用するわけにもいかない当時の事情からか、米国のハーリントン&リチャードソンのライセンス生産品T223を調達することに。



この画像はあまりにも有名ですが、HK33と結構違う箇所があるのです。



ハンドガードはG3をカットしたものですがそもそもHK33よりバレル(フレーム)が短かったり、バイポッドベースブロックが付いていたり、ストックの造形が少し違ったり、まあ色々です。



そして大きな違いとしてトリガーグループにあるレバー。
これ、実はH&Kでは搭載されなかったボルトストップレバーなのです!
H&Kでボルトストップが搭載されているイメージとしてはG36あたりからで、G3、HK33、MP5はコッキングハンドルでのボルト操作しか無いというシンプルなデザインだったはず。



ということで、、、
鉄板から切り出して削って曲げて



ボルトストップレバーを再現!
このレバー、電源スイッチにつながっているので前後スライドで電動とエアコキの切り替えができます(笑)



そして当時のT223の特徴とも言える40連ロングマガジン。
このマガジンが無いと大火力至上主義のSEALで使う意味が無いとはっきり言える大事なポイントですが、組み立て途中の実物30連マガジンケースが安価に入手できたので長さを合わせてカット、溶接!



メタルパテで強力に埋めて整形し、、、



はい!完成しました!
実際、5.56mmダミーカートを40発入れてみて長さを計測、計算して作りましたが長いですね〜(笑)



内部はマルイM16用ゼンマイとKSCリップパーツを組み合わせ



こんな感じで製作しましたが、マガジンの前部プレスくぼみ部が給弾チューブを邪魔し、前スライドドアから弾を入れるのは良いのですがそこから後部のみリザーブスペースという、なかなか微妙な構造となりました(汗)

それでも装弾数は450発近くとなります。
セミで撃つのが最高に楽しいKSC電動メカならこれで十分な装弾数ですね(笑)



フラッシュハイダーはLCT G3用のスチール製を転用。
アウターバレルは純正のアルミで形状、ネジ方向も合わないのでそのうち作り直したいところです。



バイポッドベースブロックは過去に工場で切削したものでなんと鉄製!
KSCは特に根元のチャンバーブロックにインサートとか入ってしまっているので隠す意味でも最高なパーツです(笑)




ストックは色々使ってみましたが、、、
マルイ→形が悪い
KSC→モナカで割れる
システマ→高い
という事で現在はVFC MP5用を使用しています。
一体成型なので強度がすごく、形状もほぼ完璧です。
バットプレートはマルイSG-1用を加工し、取り付け部共に移植しているのでマルイと同じ操作でバッテリー収納可能です。



という事で、かなり時間がかかりましたがT223、完成です!
KSC HK33はすでに生産完了品なので、パーツ完売でもしメカが維持できなくなったらマルイメカボコンバートして作り直しですね(笑)