実は試射中に数年放置していたメカボがリポでブン回したところいきなりメカボクラッシュしてしまいました。
ちなみにメインで試射しているのは新人の平田さんの中華A&K SR-25のテクネージアカスタム。
セミオートのトリガーレスポンスに重点を置いたチューンなので鬼のようなセミレスポンスになっています。
その奥で「ギューン」「ああ~↘」と落ち込み気味の音と声が(笑
やはりいきなり数年前に組まれたメカボを出してくるのは危険ですね。
ということで帰宅後、さっそく分解。
メカボックスは新人の佐藤さんのこだわりで国産である東京マルイ製をベースに組まれています。
そこへヨウス管理人で実績のとれているカスタムパーツをふんだんに使用して組まれているので精度はなかなかのもの。
シリンダーは当時の最高性能と思われるKM製のワープシリンダー。
このシリンダー、テフロンコーティングされているものなので寿命はありますが総合性能は確実に高いシロモノです。
軸受けもKM製の砲金製メタル軸受け。軸受内部に溝が掘ってありオイルラインになっています。
ノズルは樹脂製では切削ものでかなり精度が高いと思われるライラ製。ライラパーツは今でもノズルとギアの精度は高いです。
今となってはノズルに関してはΦノズルとか色々良いものが出ているので悩んでしまいますが、、、
バラしたところいきなり純正セクターギアがぶっ飛んでました。
スパーギアとのコンタクトでやられていますが、どうもこのタイミングだとピストン引きはじめで過大なストレスがかかった模様。
よく考えたらこのSD、ピストン打撃音緩和(=発射音減音対策)のためにエンジェルのサイレントピストンヘッドを入れているので、そのあたりの貼りつきか何かでやられてしまったようです。
今回は中華XYTのスチールセクターギアが在庫にあったのでメカボ、ギアのセンター出しと同時にスチールセクターギアに交換しました。
これで修理完了。
ちなみにピストン自体はエンジェルのポリカボネートですが個人的にはマルイ純正のほうが耐久性が高いのでピスクラしたら要交換です。
ベベル、スパーは流速チューンのようなアホなレートのスプリングは入っていないのでノーマルのままで十分です。
そして組み立て、試射。さすがにメカボのセンター出しを新しい技術でおこなったのでギアノイズが激減、これはかなり調子よさそうですよ~。
そうそう、このサプレッサー、異常に長いように見えますが実際にライラのサプレッサーでロングタイプなので減音特性はかなり高いです。
でもこれ、修理しても佐藤さんがインドア系サバゲの時しかMP5系は使用しないのでまたオクラ入り?
(もったいない、、、)