溶接職人JINの「ものづくり」放浪記 -315ページ目

そのあと、秋芳洞にも行きました②

人間不思議なモノで、
「これをやってはいけません!!」と言われれば、やりたくなってしまい、
「これを買っちゃ行けません」と言われれば、買いたくなってしまう。



当然、「トイレがありません」って言われれば、
したくなるのが世の常・人の常・・・。



いや~
マジでヤバかった。



だって、本当に暑かったんだもん。



だって、鍾乳洞ってひんやりしてるんだもん。



だって、いつも以上に「ミネラルウォーター」飲んでたんだもん。






そのときの心情を表した一句





「どこにでも、あるとおもうな公衆トイレ」







でも・・・なんとか無事に戻ってきました(笑)。






以上、「秋芳洞」プチ裏情報のコーナーでした
(お食事中の方、大変失礼しました)




さて、ここから本題の「秋芳洞」のお話に戻りますと・・・


小学生の時に、奥多摩の「日原鍾乳洞」や福島の「あぶくま洞」
などに行った事がある僕にとって、
鍾乳洞のイメージって、狭い洞内を鎖を伝って
階段を上ったり、降りたりしながら
低い天井(?)に身を屈めながら、オクの方へオクの方へ
進んで行くっていうイメージだったんですけど、


この「秋芳洞」、入り口からして大きいし、
しかも洞内も、天井が高くて広いのなんの!!!


洞の奥の石灰岩の間から流れ出ている水が、
川のように遊歩道と平行に流れているんですが、
その光景はまるで、
東京ディズニーランドの「カリブの海賊」みたい!!
(全然違うんですけど、分かりやすく説明するとね)


そして、中に入って行けば行く程
澄んだ空気と水の音が心地よく、
いかにも「マイナスイオン」が出まくっている感じがして、
妙に心と気持ちが落ち着く自分がいました。


たぶん、修学旅行でも来た事がある方もいらっしゃると思いますが、
その時代は、京都のお寺を見に行こうが、沖縄の奇麗な海を見ようが
北海道の大自然を見ようが、みんなと一緒にいることのほうが
楽しかったから、
どんなに素晴らしい景観が目の前に広がっていても、
正直あんまりじっくり見てなかったような気がしていたんだけど、


この歳になって(?)改めてじっくりと
この景観の中に身を預けてみると、
様々な景色の一つ一つに対して、ものすごく感動出来るんですよ!!


「青天井」→「百枚皿」→「洞内富士」→「傘づくし」→「千畳敷」と
奇妙かつ、幻想的な景観を眺めながら奥へ進んで行き、
特に、秋芳洞の中でも個人的に一番の見所である
「黄金柱」を目の前にしたときの感動は、
阪神タイガースが12ゲーム差をひっくり返して首位に立った時よりも・・・



・・・いや、比べられません







ものすごく感動しました。


↓ これが「黄金柱」


もともと、天井から地下水が滝のように流れたものが
石灰分が固まって、このようなカタチになったみたいなのですが、
天井から地面まで、約15mあるとの事です!




でも、このカタチになるまでに要した時間は、
いったいどのくらいなんだろう?



「ひょっとしてヒトすら存在してなかった時代からか・・・?」
って思ったら、壮大なロマンを感じるし、
やっぱり感動しちゃうんですよね~。
(実際はどうか分かりませんが・・・今後じっくり調べてみたいと思います)




秋芳洞のガイドマップに
私たちの心に大きな感動を呼び起こさせてくれます
と書いてくれた貴方、




確かに




感動したよ!!








ちなみに、「鍾乳洞マニア」の方へ

秋芳洞から車で約10分のところに、「大正洞
そこからまた車で5分の所に「景清洞
という鍾乳洞があるので、お時間があるときに足を運んでみてください。




そんな、今回の山口の旅のお土産

ひょっとしたら、プレミアがつくかもって言われたけど・・・