溶接職人JINの「ものづくり」放浪記 -251ページ目

中札内美術村

ジンギスカンのお店から
車を走らせる事これまた20分。



帯広市の隣、
中札内村にあります「中札内美術村」は、
広大な敷地内に「相原求一朗美術館」「北の大地美術館」
「小泉淳作美術館」などの美術館やレストランが存在する、
美術を存分に楽しめる施設になっていて



パリのルーブルやオルセーといった街の中心部にあり、
施設そのものが歴史的建造物である美術館とはちょっと違い、
森の中に点在する美術館を散策しながら楽しめ、
北海道ならではの自然豊かな緑全体がアートになっている
まさに「美術村」なのです。





↑ 本当に広い芝生の中庭には、
 過去の「座ってみたい北の創作椅子展」の作品達が・・・






車を降りて、ジンギスカンで満腹のお腹を揺さぶりながら
設置場所に向かって足早に小走りしてみると、



眼前にはどこかで見た事のあるシルエットが・・・



お~いたいた!!



「ちゃんと無事に着いてたか!!」
念願の再会にしばし物思いにふけりつつも、
記念の写真を撮りまくり(笑)





↑ これが、今回の作品「Sun +(アンド)River」


作品タイトルの通り
3つの球体は、地平線からの日の出を時系列で表したもので
座面となる3本のパイプは、
北海道の台地を流れる「十勝川」の流れをイメージしたもので



もちろん、オールステンレス製です!!










そんなワタクシのこの作品、2次審査の結果






な・な・なんと・・・






入選をいただきました!!







賞をいただいた事は本当に嬉しい事だけど、
それと同時に、かねてからの自分の念願であった
たくさんの人にステンレスの作品を見ていただける事が
実現する事が出来た事に感謝です。



そして
この作品作るのに、一人では決して出来ない仕事なので、
1ヶ月あまり作業に付き合ってくれた社員のみんなと、
それぞれの分野でプロの仕事をしていただいた
外注さんに本当に感謝・感謝です。






これに満足しないで、
これからもたくさんのステンレス製品を
作っていきたいと思います!!
(・・・と、心に誓った2008年夏)






この「座ってみたい北の創作椅子展」は、
2008年11月3日まで開催しておりますので、
帯広に行かれる方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
(開館時間・入館料等は中札内美術村のHPで確認してください)










P.S.
この「座ってみたい北の創作椅子展」は、帯広市に本社がある
六花亭さんの企画・運営ですので、
もちろん「マルセイバターサンド」をたくさん買って帰りました(笑)