昔から、ヤフオク!とかでも
作文とか論文とか、代行サービスが
出品されていたけれど……
メルカリの価格の低さと
出品数の多さを知ってビックリチーン
 
 

 

 「夏休みの宿題に」
メルカリに読書感想文、数百円で出品
 
 
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※2017年8月25日スクリーンショット
 
 
子どもはメルカリで購入できないハズだから
(登録と支払いの手続き設定上)
親が購入してあげてるんですよね。
 
 
感想文とか、作文とかって
苦手な子も多いと思う。
やりたくないよね、苦手なこと。
 
なんのためにやるのか?
 
理解しにくい宿題の1つでもあるし。
読書感想文そのものは、
受験科目にないものね。
 
 
 
やりたくないことじゃなく、
やりたいことを伸ばせばいい!
 
耳触りの良い言葉。
最近めっちゃ増えてませんか?
 
 
 
☑︎強みを発揮して、苦手は他力を活用する!
=できるようになる努力を放棄する
(本来はそうじゃないはずですよね)
 
☑︎好きなことで、週休5日でも月収100万円!!
=好きじゃないことでコツコツやるの
馬鹿らしい
(自営業って出勤するかとか
人に会うかとかじゃなくて
そういうの超えた365日仕事じゃね?)
 
☑︎ワクワクすることだけやれば幸せになれる!
=ここの部分はワクワクしないから
やらないでオッケー
(趣味ならそれでも「全然オッケー」だけど
仕事って、責任って、そういうことか?)
 
 
とかと同じニオイを感じるの、
わたしだけですか?滝汗
 
オトナがこれを是として、
親がそれを是として、
子どもにもそれを「いいよいいよ」と
与える図なのかなって。
 
 
 
売ってる側の良識とか、
運営サイドの理念とか、
買ってる親の倫理観とか
 
他所のおうちの方針なのでね、
少なく見積もっても二十数年以上経過した
オトナの意識や価値観とかって
とやかく言っても仕方ないところが
大きいです。
 
 
本当の危機は、
 
スポイルされる子どものチカラ
その将来
 
ですよね滝汗
 
 
400字詰め原稿用紙3〜5枚
1200~2000字。
 
怖いなって思うのは、
ちゃんと読書しろとか、
感想文くらい書けないのはバカだとか、
そういう浅いことじゃないです。
 
もやもや課題図書なんか読みたくない
もやもや読んでもなんも面白くない
もやもやその時間にほかの好きな勉強やスポーツしたい
 
 
子どもによっては、当然あり得ますよね。
読書や作文、ニガテで苦痛ってことも
自然な感情。
 
せめて、マスを埋める程度の、
取り繕ってどうにかしようとする
その労は子ども自身でなんとかさせなきゃ。
 
「やらなくていい」は最終手段で、
さらにいえば「やらない」を堂々と表明して
先生に説明・交渉するなり、
代わりにこういうことをがんばった!と
表現するのも、大事なことじゃないか。
 
 
この取り繕うスキルというか、
どうにかしようとすること、人生でずっと
めっちゃ大事じゃない?
 
オトナになって、仕事に責任を持ったとき
もちろん、できないことは得意なスタッフや
外部のプロに担当してもらう采配もある。
それも賢い。スマートだ。
 
 
考える、覚える、こなす。
脳みそが柔軟なうちにやっておくって
ホント大事だと思うよ?
 
考えるって回路は、
作っておけば自転車と同じで
何歳になっても活用できる。
 
「やりたくない」
代わりにどうするか?
やらないのであれば、やらない理由と
その結果を受け入れなきゃ。
 
 
 
脳みその回路が繋がりやすい
黄金期にやっておくチャンスを
奪われて、
やらないのを他人の文章を
「自分が書いたことにしていい」という
ルールもへったくれもないことを
“与えられて”スポイルされる子どもが
増えていったら……
 
 
 
それとも未来は、
やりたくないことは一切やらずに
やりたいことだけが全員実現する
理想の社会になってるのかも???
 
 
それって、誰にとっての理想でしょうか。
 
考えることを放棄した“大衆”は、
誰にとっての理想の存在なのだろう?
 
 
ちょっと怖くなったニュースでした。
 
 
 
 
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