前回・前々回に続き、
『人に頼る』ことに対しての壁
をテーマにお伝えしていこうと思います
まだ読まれていない方は以下の記事から
読まれることをおすすめします
『自分のことは自分で解決しなさい』と育った人に『人に頼ろう』はハードルが高い
子どもの頃、
『自分のことは自分で解決しなさい』
『すぐに人に頼ることはいけない』
『自分のためではなく家族のために存在しなさい』
↓↓↓
といった直接的な言葉以外でも
雰囲気や態度より敏感にメッセージを
受け取ってしまっていたことに
気づかれたでしょうか
言い換えると
『人に頼ってはいけない』
『人を信用してはいけない』
というメッセージ
何度も繰り返しそのメッセージを
受け取ることによって強化されながら
自分自身では無意識に刷り込まれている
周囲の大人の価値観や考え方
そう、実はこの価値観や考え方は
自分自身の本当の価値観や
考え方ではないことがあるのです
子ども時代の自分自身が
その環境の中で生き抜くために
身につける必要があった
価値観や考え方なのです
ワンポイント心理学
~人生脚本と禁止令~
人生脚本とは「交流分析」の中で用いられる理論で
エリック バーンという心理学者が提唱しました。
そこでは人の価値観は幼少期(6・7歳頃)までに
親などの強く影響を与えた人の言動や態度
(心理学用語でストローク)により形成されていく
と言われています。
このベースとなる価値観は進学・就職・結婚・
追い詰められた時などの重大な局面で
あらわれてきます。
もちろん良い影響も与えるが
時に鎖となって苦しめるものにもなります。
禁止令とは自分に強い影響を与える人が
子どもに与える命令のうち
不公平で否定的な意味をもつ命令
この禁止令は同じ過程で育った兄弟であっても
子の個性や親との関係性により
かかる子もいればかからない子もいます。
また、親自身も無意識でおこなっている場合もあり
悪気がないこともあります
≪禁止令の例≫
・存在してはならない
・感じてはいけない
・成功してはならない
・健康ではいけない
・考えてはいけない
・成長してはならない
・信用してはならない
etc…
人生脚本を書きかえることで自己認識を高め、
ポジティブな変化や成長を促すことに役立ちます。
まずは自分自身の人生脚本を知り、
自分が前に進むために不要な禁止令に
気づくことが大切です。
そして、「こんな風に生きたい!」という
自分のシナリオをつくっていきます
シナリオをつくる方法として
2つご紹介しておきます
①コラージュ療法
→雑誌や旅行パンフレットなどを利用し
なりたい自分を表現していく
(私が心理学を学び始めて3ヶ月経過した頃)
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
②モデリング
→「この人のようになりたい」を見つける
この場面、憧れのあの人だったらどう行動するか
どう話すかといった具体的な場面をイメージする
私自身も憧れる先輩カウンセラーがおり
所作をはじめ、ピンチの際に冷静になって
あの人だったらどう対応するだろう?
とイメージするように心がけています
仕事モードはこの人!
ママモードはこの人!
といった感じで私は一人ではないです
人生脚本に気づき
自分の人生の舞台の主役を
他人に譲らず
自分が輝き
楽しめるように
出来ることから始めましょう!
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