「自分を好きになろう」はいいこと?? | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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最近ある研究者の記事を読んで

思うところあり書いてみます。

 

 

自分大好きはいいことである

とみなさんは思っていませんか?

 

 

私は前から思っていたところですが

自分大好きは悪いわけではないけれども

非常にバランスが悪い言葉だな

と思っていたので使っていません。

 

 

またある研究者の記事を読んだときに

そう確信しました。

 

 

自分を好きになろう

を推奨することによって

現代はかえって自己愛性者を生むことに

繋がって社会が悪化しているのではないか

と書かれていたのです。

 

 

私はなるほどその通りだ

と思いました。

 

 

教育現場でも自分を好きになろう

という言葉が推奨されているといいます。

 

 

そして親も教師も子供を褒めて育てようと

自尊心を高める方向に教育していく

という方針のところは多いかと思います。

 

 

しかし、どうでしょうか。

 

 

できたところを褒めるのは良いとしても

ダメなところをダメだと自覚することも

私は同じように大事なことだと思うのです。

 

 

そうしないとありのままの自分

等身大のいいも悪いもない自分自身

を正当に評価する目線が失われてしまい

ダメな自分を認められないので

自分を過剰に評価してしまう

となりかねません。

 

 

等身大の現実の自分を認めるのが

怖くて現実否認して肥大した自己イメージに

すり替えてしまいがちです。

 

 

そうなると・・・

 

 

自己中心的で極端に肥大化した自己イメージと

現実の等身大の自分との歪みが生じ

大人になってもそれが修正できずにいると

他人から評価を下げられた途端に激怒し

 

 

被害者になって相手を責めたり

誰かれ構わず喚き立てて攻撃したり

誰かのせいにして責任を放棄したり

特権意識を振りかざし

強引に要求やわがままを通そうとしたり

という

 

 

まさに自己愛性パーソナリティ

出来上がってしまうことになります。

 

 

最近はそのような

モラハラやカスハラが増えている

というのはこのような

歪んだ自己愛を

大人になっても修正できない

厨二病の大人が激増している

のが理由ではないのかと、

 

 

私はそう思います。

 

 

社会が幼児退行してるのではないか

と思ったりもします。

 

 

それくらい

未成熟な精神状態を維持したまま

大人になってしまった人たちは

幼児退行したまま他人に対して

一方的で幼児的な要求ばかり

をしてしまうのです。

 

 

自分を好きになるのはいいのですが

それはいい自分ばかりではなく

ダメなところや

できないところも含めた

自分という存在を受け入れること

 

 

これが一番大事です。

 

 

大事なのは理想のあるべき自分

ではなく

等身大の現実の自分

であり続けるということ。

 

 

そして我々は生きている限りずっと

心も成長し続けていくのです。

 

 

人に弱みを見せても大丈夫

という自分になったらいいですね!!

 

 

ということで、

 

残席4名となりました

心理セラピーセッションを受けたい方に

ではではまた。ビックリマーク

 

 

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