一番苦しんでいる人が実は家族の救世主である | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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リトリーブサイコセラピー・心理系YouTuber カズ姐さんのブログ

みなさん、こんにちは。



福岡を拠点に全国5か所
沖縄・東京・仙台・大阪を飛び回る
NLP 心理カウンセラー・心理セラピストの
カズ姐さんです。



北海道から九州に戻りました。

おなじみの札幌の時計台


札幌オープンセッションの翌日から
レンタカーを借りて一日300キロを運転し
旭川市と大雪山国立公園をドライブして
紅葉と日帰り温泉を楽しんできました。

念願の旭山動物園。空飛ぶぺんぎんです。かわいい!


ホッキョクグマのもぐもぐタイム。


アザラシくんたちの楽しそうな
円筒形の水槽ランデブー。

円筒形の水槽からすーっとアザラシくんたちが出てくるのだ
あれは絶対に彼らが人間を見物している(笑)


松本美奈子とアザラシの共演?



そして紅葉が見ごろでした。

露天風呂から見える紅葉が最高で、
いい季節に来れて本当によかったです。






さてさて、今日のテーマは
この家族で一番苦しんでいるのは誰?



よくお母さん方からの質問を
たくさん頂戴します。



子どもが愛着障害かも、?
境界性パーソナリティ障害と診断され
家族が振り回されて困っています、、
親に悪態をついたり問題ばかり起こします、、
不登校でひきこもりです



などなどなど、、。



お子さんに関するご
相談がとてもとても増えています。



そして、こんな質問も。


子どもに対してどうすればいいですか?
どう接したらいいですか?
もう取り返しはつかないんですか?



いえ、大丈夫です。
いつでも親子関係は修復できます。



ただ、順番はあります。



まずお母さん自身の心の問題が重要で
その次に子供さんです。



取り扱う順番があります。



でないと、子供を変えたい!という動機を
叶えてしまうことになってしまったら
親子間の問題を一方的に子供のせいに
してしまい、自分のテーマと向き合うことから
逃げる口実を創ることになります。



お子さんの問題の根底には
親子で引き継がれた共通のテーマが
潜んでいることが多いのです。



たとえば、虐待されて育った母親が
絶対にそんなことは自分の子供にすまい、
子育て本を読みきちんと立派に育てようと
すればするほど、うまくいかない現実を
受け入れられずに、子供が自分のことを
否定しているかのように受け取ってしまい
自分の想い通りにならない子供を憎み
気が付いたら手を挙げていた。



そうすると、
ますます子供はギャン泣きするので
ますますイライラしてしまい、
ますます振り上げた手が止まらなくなり
ますますしつけと称した暴力に発展する。。



そして、お母さんは自分のことを
ダメな母親だと自分を責めて罪悪感に
さいなまれてしまう。。



自分が母にされたことは自分の子には
絶対にすまいと心に誓ったのに、、
気が付いたら自分も同じことをしている。。
こんな自分はダメだ、私はダメな母親
もう死にたい。。。




このパターン多いと思うんですよ。。



イライラするお母さん、増えています。
そして罪悪感も同時に抱えてしまう方も
どんどん増えていると感じます。



その罪悪感を感じたくないために
罪悪感を消すためにこんな行動をする
お母さんも増えています。



子どもが自分のいう事を聞かないのは
子どもが私と相性が合わないからだ、とか
この子が私になつかないのは病気に違いない、と
発達の診断に連れて行ったり、、
幼稚園や保育園が悪いんだ、とか
子育てに協力してくれない夫のせいだ、
子育ての環境を整えてくれない日本政府のせいだ、とか、、。



周りのせいにしてしまうと、
その時は自分の心が晴れるのですが
問題の原因を外側に求め続ければ続けるほど
問題はさらに悪化していくだけです。



ではどう解決すればいいのか?



私は家族全体を見渡すことを
お勧めしています。



なぜなら、子どもひとりの問題が
問題を起こすことは何らかの
家族全体のバランスを取っていると
みなすからです。



家族はひとつのシステムです。



家系図なんか見直してみるのもいいですね、
すごくいろんなことがわかってきます。



あれは、先祖代々のテーマや
家族のテーマが浮き彫りになるんです。



決して因縁とかたたりではなく、
心理的な問題が未解決であるために
それが連鎖しているのがわかりますから。



ある家は、

お兄ちゃんが不良になって問題児、
自分だけは親をなぐさめようと
いい子になっておとなしくしているが
誰にも構ってもらえず怒りをため込む、、



またある家では、

子どもの一人が病気になると
家族の誰かがそれをカバーして
おりこうさんになって母を助け
自分だけノーマークで見てもらえない、
その子はいつも死にたいと言う、、、



またある家では、

両親がいつも激しい大喧嘩を繰り返す
母はいつも泣いていてかわいそう、
その母を慰めるために自分はいつも
欲しいものは我慢し、言いたいことは言わない、
甘えることや助けを求めることをしない、、
その子はやがてうつやパニックになる、、。



などなど、
誰かの欠けた愛情のピースの
穴埋め役をかってでることで、
家族の平和や安心安全を保とうとするのです。



これは一例ですが、
ほんとにたくさんたくさんの
家族の形状を見てきました。



その時思うのは、
この家族が立ち直るプロセスには
一番苦しんでいるキーパーソンが変わることで
家族のバランス関係が変わって、
家族が劇的に変化してよくなるケースが
とても多いのですね。


話はそれました。



家族の問題はそれに
気づいた人がそのテーマを
解決できるカギを握っている
家族のキーパーソン
なんです。


自分が両親から受け取ってしまった
無価値感や劣等感や罪悪感を
できるだけ早く手放すことが
一番の解決方法です。


子どもは自分の心の状態を映す鏡であり、
もっともマイナスの投影が起こりやすい。


子育てほど投影が起こるものはなく、
そして問題が深刻化しやすいもの。


できるだけ早く気づいた人が
自分の心の状態に、自分の欠乏感に
自分の愛情不足に気づいてそれを満たすこと、
愛されなかった自分の心の傷を修復すること
これがなによりも先決だと思います。


子どもに対するアプローチなどの
技術的なことだけを変えようとするより
まずは自分の心の投影だということを知り、
自分の心と向き合う事をお勧めします。



そして引き継いでしまった
負の家族連鎖を断ち切ることを。。



そのために心理療法は
あなたの役に立つことでしょう。



ということで、
今日もまた大分で個人セッションに
行ってきます。




ではではまた(^_-)-☆




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