このレビュー記事にネタバレは含まれておりません。
まだご覧になっていない方も安心してご覧下さい。
【
良かった点
】
今回も凝りに凝った戦闘シーン今回の戦闘シーンは冒頭とラストだけ
少なめです。
その分
次回の Last episode は戦闘シーンが盛りだくさんとなりそうですけどね。
とはいえ
短いながらも中身は激濃です。
まず
冒頭の戦闘シーンは前回のラストを再構成したもの。
前半のアンジェロ無双は
前回のシーンにアンジェロのセリフを入れたという程度ですが
後半のフル・フロンタル無双は大幅に追加・再構成されています。
この演出が実に細かい。
ここまでビーム攪乱幕を丁寧に描いたシリーズ作品はないし
ジェガンが使用しているビームサーベルの出力調整がされているのも
宇宙世紀0096という時代をきちんと捉えています。
シナンジュがジェガンを盾にしたうえ
これを蹴飛ばすことによって宇宙空間における機体制御(AMBAC)を行っていたのも興味深い。
そしてなにより
ジェガンを貪っていくシナンジュの姿から
シャアとは違うフル・フロンタルの冷酷さがすごく伝わってきます。
そして
ラストの戦闘シーン。
冒頭の戦闘シーンにも言えることですが
名もなきMSパイロットが大活躍します。
詳しく説明できないのがなんとも心苦しいところではありますが
episode 1 のクシャトリヤ v.s. 特務仕様ジェガンを思い出させるような素晴らしい攻撃を仕掛けてくれますよ。
単純なヒーロー活劇ではない群像劇たるガンダムの本質を表していますね。
ツンデレなマリーダさん今回の大きな見どころのひとつとして間違いなく挙げられるのは
マリーダさんのツンデレ。
≪あれ≫はバナージと話すことを目的とした
マリーダさんなりのコミュニケーションなのだと思いますが
真顔で言われるとなんだかカワユス(*´Д`)
また
その会話の中でマリーダさんの好きな食べ物も判明するのですが
これもコアなガンダムファンなら思わずニヤっとしてしまうものです。
フル・フロンタルとシャア・アズナブル今回のエピソードでフル・フロンタルがラプラスの箱を求める真の目的が判明します。
そして
その目的を聞いたミネバは言います。
「私の好きだったシャア・アズナブルは本当に死んだ」と。
この件
コアなガンダムファンだとものすごく考えさせられるものとなっています。
たしかに
フル・フロンタルが言っていることは
ひとつの方向性として必ずしも全否定できるものではありません。
スペース・ノイドの指導者ならば
当然一考に値する意見です。
しかし
シャア・アズナブルの思想を熟知しているファンがこれを聞くと
まさにミネバと同じ意見にたどり着くことになるでしょう。
フル・フロンタルとシャアの決定的な違いが明るみになる良いシーンです。
マリーダ・クルスとスベロア・ジンネマン前回
マーサによって再調整されたマリーダとジンネマンの絡みがものすごく涙を誘いましたが
今回もこの2人の絡みは感動的です。
フル・フロンタルに対する疑念と
地球連邦に対する復讐心との狭間で大いに揺れるジンネマン。
ミネバでさえ止められないそんなジンネマンに対し
マリーダはとある一言を投げかけます。
苦悩を強めるジンネマンの人間臭さや
自らの意思で生きることのできるようになったマリーダの意思の強さは
ものすごくドラマティックです。
完全にダークサイドへ堕ちましたちょ
リディが……(´゚艸゚)
完全にダークサイドへ堕ちているんですけど( ´∀`)
あの顔はヤヴァいですね……。
【
悪かった点
】
フル・フロンタルの作画が……前半は問題ないのですが
後半――
フル・フロンタルがバナージを止めるシーンがあるんですけど
フル・フロンタルの作画が……。
なんだろうなぁ。
目の部分が大きすぎるのと
額部分が広すぎるからかなぁ。
なんだか顔のバランスがおかしいんですよね。
なんか気持ち悪い顔になっています(;´Д`)
【
総評
】というわけで
最終話直前です。
戦闘シーンは少なめの地味なエピソードとなりましたが
最終話の直前整理ということで
いろいろなことに整理がつきました。
そんな中でひとつ気になったのは
何やら新しい(?)MS又はMAらしきものが部分的に登場したということ。
その機体を見て
ジンネマンが「足がない」と言っていましたが
(当然、例のシーンのオマージュ)
原作にはないオリジナルの機体が最終話でお披露目されるのですかね~。
また
隠れたアンジェロ・ファンであるわたしにとって
今回はアンジェロが大活躍した良回でした( ゚∀゚)
それにしても
ミコットは髪をアップにした方がかわいいですね。
