今回のユニコーン「episode5 黒いユニコーン」 | 幽玲の妄想ふぁんたじあ

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※ 2012年5月18日時点で公式に公開されていた情報以外のネタバレはしておりませんが
どうしてもネタバレが気になる方はご遠慮ください。



良かった点

 ≪哀しみと絶望の物語≫から≪優しさと希望の物語≫へ


みなさんどれだけ待ち焦がれていたことでしょう。

前回、episode4の公開から半年
ついに今日から映画上映と、「PlayStation Store」等での配信が始まりました。

2日前からepisode1~4を復習したわたしも
早速
PlayStation Store でダウンロードして観ました。

前回のepisode4は
ダグザとギルボアを一気に失って哀しみに包まれるバナージがロニという少女と出会うも
復讐心という淀んだ黒い感覚に取り込まれたロニを救えないという物語であり
いわば「哀しみと絶望の物語」でした。

しかし
今回は違います。

バナージがブライト・ノアとの出会いによってその哀しみと絶望を乗り越え
優しさと希望の力でオードリーと共に宇宙へ上がるという
いわば「優しさと希望の物語」です。

バナージとオードリー
そして
ジンネマンとマリーダ

離れ離れになった彼らが超高高度の天空で再会するシーンはあまりにも感動的で
思わず号泣してしまいました・゜・(PД`q。)・゜・ 

終盤で窮地に落とされるバナージに対して
あの人たちが一緒に操縦桿を握ってくれるシーンなんかももう……

今回はまさに
「内なる可能性をもって、人の人たる力と優しさを世界に示す」
という言葉の一部を示した物語ですね。

物語自体の雰囲気も前回と比べてやや明るめ(ポップ)に作られており
特にネェル・アーガマの談話室でオットー艦長たちがお茶を飲んでいるシーンは爆笑してしまいます(*´▽`)

 凶悪すぎるアニメ版バンシィ

アニメ版しか観ていないファンの方の中にはご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが
アニメ版バンシィ(ユニコーンガンダム2号機)の両腕にある≪アームド・アーマー≫は
小説版バンシィにはありません。

なので
どんなもんじゃろって思っている方は多かったと思いますが……

これは凶悪すぎる(( ´∀`))ゲラゲラ

まず
右腕に取り付けられた≪アームド・アーマーBS≫は
これまでのシリーズに登場していた偏向ビームどころの騒ぎじゃありませんよ。

設定を読む限り
敵機の動きをあらかじめ予測して
ヘビのようにターゲットを追尾するビームのようですね……。

そして
もっと凶悪なのは
左腕に取り付けられた≪アームド・アーマーVN≫。

ライオンの鋭利な爪を思わせるこの武器は
超振動を発生させることによってあらゆる対象を粉砕します。

あの人気MSもこの武器によって粉砕されてしまいました……。

episode4のラストで初お目見えした当初は
原作と違うという理由で賛否両論でしたが
少なくともわたしは武装を変更して大成功だと思います。

この≪アームド・アーマー≫は
バンシィの凶悪さを見事に体現しています。

 安定の成田版ブライトさん

今回のブライトさんはバナージの背中を押す役割を果たすということで
前回よりもたくさんしゃべってくれました。

またブライトさんの言葉が胸のど真ん中に響くんだよなぁ……。

これはガンダムに乗ってきたニュータイプたちをそばで観てきたブライトさんだからこその重みなんですよね。

セリフが多かった分
鈴置さんとはやはり少し違うなと思った方もいらっしゃるかもしれませんが
36歳になったブライトさんの声としてはまったく違和感がないはずです。

 メランがしゃべった

前回はCCAでメラン役を演じていた石塚運昇さんがカークス役を演じていたため
一切セリフのなかったラー・カイラム副艦長のメラン。

カークスがお亡くなりになってしまったため
今回のメランはいっぱいしゃべってくれます

なんだか年月の流れを感じますねぇ~

 超高高度の世界

今回の舞台は雲海の上。

雲の上での戦闘は
もしかすると意外にガンダムシリーズでは珍しいですよね。

他作品ではあまり記憶がないなぁ。

もちろん
単純に雲の上での戦いはおもしろいのですが
特筆すべきはベースジャバーと可変MSが入り乱れるというところです。

最近のロボットアニメはガンダムシリーズも含めて
はじめからMS形態のままで大気圏内飛行ができてしまうため
宇宙との違いが背景だけという印象が拭えない部分があります。

ですが
宇宙世紀0096ではそういうわけにはいきません。

だからこそ
ベースジャバーの奪い合いやMSの空中変形などに興奮を隠せないのです。

 作画も過去最高レベル

どんなに物語がチープだとかいうアンチさんでも
(そういう方は大枠の物語にしか目を向けていないのだと思いますが)
作画に関しては絶賛するUC。

それなのに
今回は今までの更に上を行った美しさでしたね。

雲の中から現れるガランシェールなどを観ていると
むしろよく半年で間に合ったなというレベルのクオリティです。

 カイだけじゃなくあの人まで

やはりカイ・シデンが出てくると画がギュッと締まりますね

PVではモニター越しに誰かと話しているシーンがありましたが
一体誰と話しているのか気になりませんか

実は
カイについて詳しいファンが観ると
「え、カイさんがこの人と……
という気分になりますよ( ´∀`)

しかも
旧作からのゲストはカイさんだけではありません。

あの人も出てきますよ……
しかもオリジナルの声優さんで……フフフ

まぁ、原作を読まれた方なら見当がつきますよね





悪かった点

 心を鬼にするならば

いぁ
号泣しておいて悪かった点もなにもないのですが
そこはガンダムUCです。

心を鬼にしてハードルを万里の長城並みに高くして悪かった点を考えてみました。

ひとつ気になったのは
リディのセリフが一部若干説明臭かったかなと感じましたね。

おそらく目の前の誰かに言っているというよりは
自問自答に近いセリフでしたが
少し鼻に付くかもしれません。



総評

いぁいぁ……

前回のクオリティが高すぎたので
果たしてあれ以上のものが作れるのかと内心疑っていましたが
見事に裏切ってくれました

1時間弱の中で3回号泣してしまいましたよ……。

こんなんで明日のアゲなんか観れるのだろうか……。

ちなみに
今回の終わり方も秀逸ですよ

でも次回は1年後なんですよね……orz