【
良かった点
】
シャナルア・マレン出だしはどうなることかと肝を冷やしたキオ編でしたが
前回の批評でブリッジクルーについて述べたように
段々とキャラが立ってきました。
やはりガンダムといえば戦時下における人間同士のやり取りですよね。
どうやら
これまでのウルフ隊長のようにキオを導く人は
今のところ
フリット(導くというよりは洗脳ですが……)
セリック・アビス少佐
シャナルア・マレン中尉
の3人のようです。
当分は
この3人とキオとの関係に注目していくといいかもしれません。
この中で特に注目すべきなのは
やはりシャナルア・マレン中尉。
何を隠そう
『∀ガンダム』の主人公ロラン・セアック役を演じた朴璐美さんが演じているのですが
戦争を否定して地球と月の調停者となったロランよろしく
誰よりも戦争を憎んでいそうなキャラです。
彼女は
すっかりフリットに洗脳されたせいで
戦争をゲーム感覚で捉え
敵を殲滅することが何よりも大事だと考えるキオに対し
何よりも生き残ることが大事なのだと教えます。
『機動戦士ガンダムUC』の episode 4 でブライトさんがリディに言った
「出撃したら必ず帰ってこい。
それができたら
お前を当たり前のパイロットと認めてやる」
それができたら
お前を当たり前のパイロットと認めてやる」
という言葉を思い出しますね。
リアルな戦争をテーマにする以上
こういう考え方の人が1人は必ず必要です。
しかし
このシャナルアというキャラの考え方は
やむをえない境遇から少し極端な考え方なのです。
そこをアビス少佐が見事にフォローしています。
この2人のバランスが絶妙で
良い意味でキオを悩ませていくことになるでしょう。
久々の良戦闘随分と気合い入ってましたね。
よく動いていたのはさることながら
「動」の中で「静」をうまく使えていました。
映画『マトリックス』が映像革命を起こして以後
動の中にスローモーションのように静を入れ込むことによって臨場感を出す表現技法は一般的になりましたが
やっとこういうことに目を付けてくれたようです。
また
わざわざジョーズみたいに機体の一部を露出していたのは意味不明でしたが
子ども向けの演出ということで良しとしましょう(笑)
ただし
さすがに砂の竜巻はやりすぎたな( ;´Д`)
凶悪すぎるシグマシスキャノンシグマシスキャノンですか?
演出の影響がかなりありますが
威力が凶悪すぎてワロタ( ̄▽ ̄)
【
悪かった点
】
【
悪かった点
】
案の定前回危惧していたことですが。。。
案の定
キオとフリットがちゃっかりディーヴァに搭乗しており
それに関する説明は一切なし。
しかもフリットについては
さも当たり前かのように作戦会議に参加して偉そうにし
それについて誰も指摘しないという始末。
2人とも完全な民間人なんでしょ?
子ども向けに分かりやすくしたいのは理解できます。
しかし
この作品はあまりにも軍に関する描写・設定がいい加減すぎます。
子どもに対し
軍隊に関する誤ったイメージを植え付けかねません。
前回、フリットに対して退役軍人であることを指摘したのなら
なぜこのことを指摘しないのか。
不自然極まりません。
【
総評
】最近赤点続きでしたが
今回はこれを脱するどころか
本作における最高得点を叩き出しました。
素直に、悪くなかったと思いますね。
それに
マジシャンズ8はスタッフから薄っぺらい扱いしかしてもらえなかった薄幸のキャラたちでしたが
ファントム3はきちんと扱ってもらえたらいいですね。
完全に三國志だけど。
劉備・関羽・張飛みたい。
引き続きがんばってほしいです。
ところで
キオ編の主題歌
ViViDが歌う「REAL」ですか。
子どもをターゲットにした本作の主題歌としては
なかなか合っていていいですね。
子どもはこういう分かりやすい歌詞とノリの方が喜びますよね。
わたし個人の感想としては
こういうJ-POPの悪いところを結集したような
ありきたりの薄っぺらい歌詞とノリは大嫌いですけど( ´,_ゝ`) プッ





