それでも生きていく、生きていける…【映画】ホールドオーバーズ | Your Public Cafe【あすか りた のブログ】

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50歳代男性です。60歳で退職するつもりなので、助走として、いろいろチャレンジしていきます。
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少し展開が冗長・緩慢かもしれないが、それは好意的に観ていくとして、観る側は時間をかけて伴走しているうちに、徐々に登場人物と親密になっていく。


そして、それぞれの蓋をしていた<生きにくさ>が開示されていく。登場人物との距離が縮まっているから、こちらもグっと来る。

「人生捨てたもんじゃない」とは違うが、「人生そんなもんだよ」と訴えてくるような。


誰もが、人生は大変で(退却することも出来ず…)、へこたれることもしばしば…。

かっこよく生きる必要なんてなくて、「肩の力を抜いていいんじゃない?」「もっと楽に行けよ」という優しさが自身に染み入っていることに鑑賞後気付きました。

 

ホールドオーバーズ