2人で酔って笑い転げたあの夜も、



1人で飲んでる今日だって、




僕だけ時間は止まったまま。




優しすぎる思い出は、



時に切なく残酷で、



綺麗すぎる思い出は、



けれども結局支えられ、




同じ場所を行ったり来たり。





夕日が沈む、



その前に、



最後のキスを、



埋めた砂浜へ。





君もこんな思いしてるのかななんて、



声には出せない、



理不尽な期待が捨てきれず、





あの海岸を歩いてるよ。







例えば土に潜る熊のように、


寒くなったら眠ればいい。



例えば南へ向かう白鳥のように、


寂しくなったら群れればいい。




何も無い草原を、歩いてたはずさ。


ただのん気に、笑ってたはずさ。




いつから他人の境界線


気にするようになったっけ?




僕は今、空見ることを忘れてる。






僕に足止めさせたのは、


怒られることを知ったから。



僕に足止めさせたのは、


愛することを知ったから。




境界線を引いたのは


結局僕だったってこと。




僕はこれから、空を見るよ。




鳥になって、大空飛ぶよ。







砂の上で寝転がって、


星を見ていたら、



ふと、君の香りがしてきたよ。



僕はその時を掴み続けたくて、


そっと瞳を閉じる。




その優しさに包まれたら、


向こうの国まで行ける気がしたから、


今度は大の字になってみた。




いったいどれくらい経ったのだろう?




目を開けば、


いつもの景色が始まることも、


君がそこに居ないことも、


わかってたけど、




堂々と目を開いた。




幸せって、


こんなことかもしれないって、



少し笑って、



風の歌を聴きながら、


走っている僕がいた。







いいんじゃない?


君はきっと天才だよ。



立ち止まってるわけじゃない。



きっと君にはわかってて、


僕らには見えないだけさ。




例えようがないだけさ。




優しさのない迷路に居ると、


少し出口が見えなくなる。




深呼吸してすぐ開ける。


君はきっと、そんな人。




超特急の電車だって、


各駅停車の電車だって、



寄りたい駅はあるはずさ。







とりあえず笑ってみよう。


とりあえず動いてみよう。


とりあえず前を向こう。



捉え方だけど、


「とりあえず」も悪くない。



そこから何か見えてきたら、


とりあえず笑ってみよう。



笑顔が笑顔を呼んでくる!







酒におぼれて、


まくし立てる夜がある。


愛を伝える夜がある。


大声で泣き叫ぶ夜がある。




普段隠してる本能は、


とても野蛮で、


とても暴力的で、


それはそれは、思春期の少年以下で。




自分に腹が立つくらいに、


そいつらが力強すぎて、




生きるってことは、


それを隠さなきゃならない作業なのかな?




違うよ。


きっと違うよ!


って、今日も言い聞かせて、


どうにかこうにか生きてるんだ。




僕という男って、


多分そんなんなんだろう。




笑ってよ。


それでも少しは、


受け入れれるようになってきたよ。




笑ってやってよ。


それで全部吹き飛ぶから。




いつまでも笑っててよ。


僕という男って、


笑えるくらい弱い生き物だから。




やっとさらけ出せるようになってきたから。








あの日・・・



街の中の雑踏を横目に・・・



僕は目の前の状況を理解することが出来ずに、



ただ立ち尽くしていた・・・




夕焼けた空は、どこまでも赤く、



頬を伝う涙だけが、僕を保つ唯一の真実。




涙で霞む赤の空は、



どこまでも心を絞めつける・・・





それでも、



同じ場所に、君が並んで居てくれた僕という1人の男は、



とても幸せな男ではないかと心から思うよ。





何も出来ず、ただ立ち尽くしてただけの男は、




新たなる自分への旅立ちと、



行く末先に任す、ひたむきに前に進む強さを、




その瞬間に、



僕は君からもらったんだ。





そしてその応えは、



空の上から笑って見てやってよ。





どれだけ時間が掛かっても、



そのうち空へもキスしに行くさ!








こういう風に生きた方がいい。



ああいう風に進めば特だな。



これがこうで、あれがああだから・・・




卓上の理論って基本的に好きじゃなくて、



実際進んでみなきゃわからないだろ?



わかりきった未来を壊すために、



ここへ飛び込んで来たんだろ?




ここが何処かなんて、考えない方がいい。



ここが何処かなんて、後を見た時わかればいい。





打算的な考えなんて捨てちまえ!




結局のところ、



踏み出す勇気が1番必要さ!!









遠い記憶とあこがれを、


一生懸命手繰り寄せ、



やっとの想いでたどり着いたその先は、


結局同じ場所だった・・・・・。





でもそれは、



決して失望ではなく、


孤独や切なさでもなく、



未来に対する希望の場所。





僕が生きてたその場所は、


足下に広がる景色には、



無限の光が広がっていたんだ。









10年、20年・・・30年後、



もし、僕が生きているならば、


もし、貴方が1人で生きているならば、




その時はもう1度恋をしましょう。




きっと少しは僕も大人になり、


今より素敵な言葉を掛けれるでしょう。






10年20年・・・50年後、



もし、僕が死んでいたならば、


もし、貴方が誰かと暮らして居たならば、




次の世界で、また恋をしましょう。




僕はあの場所で待ってるから、



僕はあの場所で、


どうせ同じようなことを言っているから、



気が向いたら来て欲しい。




貴方が歩いてくる姿は、


遠くからちゃんと見てるから、



僕が見えたら、せめて名前くらい呼んで欲しい。




きっと僕は後悔を経て、


今より深い愛を持っているでしょう。






そんな時が訪れたなら・・・・・。





きっと貴方を守れるのでしょう。