ちょっとすごいタイトルつけてみました
こんにちは
男心、夫心の答え合わせのカウンセラー
梶ヶ谷ようめいです
今回の内容はいつも通りよりさらに相当の私見です
私見ゆえに今後この意見は覆る可能性もあるということも念頭に置いて読んでいただければ幸いです。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
ようめいの前職は福祉職
常勤、非常勤、アルバイト、派遣…職業としては4つの立場を経験していますが
全て障害者支援の仕事で、足かけ17年間その業界で働いていました。
主に知的障害の方を支援する施設に勤めていたんですが、利用される方の障害は多岐にわたっていて
知的障害はもとより、自閉症スペクトラムを含む発達障害、ダウン症、重症心身障害、身体障害や精神障害との重複障害、さらには中途障害…細かく障害種別を書いていったらきりがない。なのでこれ以上はそれはしません。
で、ですね
そんな自分から見たとき
前者後者論と障害の関係性ってどうなんだろうってところなんですが
特に知的障害の方となると
これはもう批判が飛んでくるのを承知で書きますが
なんだかんだと
他の障害と比べても群を抜いて
誰かのサポートがなければ、なかなかに生きていくことは厳しい。
思っている以上に、1人で生きていくのは恐ろしいほどに難しい。
彼らにその認識がなかったとしても。
生まれ持って、一生のサポートを必要としているという意味においては、「後者的」な生き方をベースとして生まれてきたといっても過言ではないかもしれません
それは質は違えど、学習障害や注意欠陥多動性障害、自閉症スペクトラム(アスペルガー含)といった発達障害の方においても言えることなんじゃないかなと思います。
ちなみにこの障害の分け方自体もこの数年のなかでも変化してるので、今後も変わったり、障害名が追加されるかもしれないって個人的には思っていたりします。
…話それちゃうんで戻すんですが
17年間彼らとまがりなりにもかかわってきて
それを振り返って思うのは
「発達障害=後者とは言えない」ってことと
当たり前だけど
後者=発達障害でも決してないってことです。っていうか、この論理はさらに馬鹿げてるって思う。
これまでかかわった人たちを思い浮かべたとき
当然一人一人に生きていくうえでのサポートは必要だなっていうのは間違いないんだけど
だから
最初はようめい自身も彼らはみんな後者なんじゃないかって思ったんだけど
少し前にふっとそれを考え始めてみたとき
これまでかかわったいろんな人を
前者後者って観点で思い返すと
職業的な勘…
暗黙知って言葉があるんだけど
その独自の勘で考えると
彼らのなかにも
おそらく前者後者ってあるぞって気づいてしまったんだよね。
自分の中でそうなったら
もうそういう風にしか見えてこない
だって、あれれ?実は前者なんじゃないかって人がいるんだもん(笑)
知的障害にせよ発達障害にせよ
生まれ持ったその障害特性
あるときに発覚したその障害特性
なんらかの理由で持つことになった障害特性
(医学的にはある年齢までに診断されないとその障害として認められないってものもある)
それらによって
必然的に「後者的」な生活や役割を担うことは多いかもしれないけど
決してそれが彼らがイコール後者ではないって
今の自分の中での答えになってます
で、最初のほうにも書いたけど
後者=発達障害ではないからね。
この記事
誰に書いてるかわからんけど(笑)
誰かの参考になれば幸いです
今朝、ふっと書こうと思ったので書きました(^^)