息子の自己紹介
⚫︎息子 しゅんくん
⚫︎2015年生まれ 令和6年の4月から小学3年生
⚫︎家族 パパ・ママ・ばぁば・しゅんくんの4人
⚫︎一人っ子
⚫︎令和2年4才の時に新版K式発達検査を受けて自閉スペクトラム障害・軽度知的障害と診断されました。
令和3年6才の時にWISC-IVを受けていますがIQは軽度知的障害の範囲でした。
⚫︎投薬治療などはしていません。
⚫︎療育手帳は持っていません。
⚫︎放課後等デイサービスに通っています。
⚫︎一度は特別支援学校に入学しましたが2年生の2学期から小学校の特別支援学級に転校しました。
特別支援学校に入学して【そういう事もあるのか】と思わされた事の1つなのですが、今までは障害のある人と触れ合う機会がなかった息子。
でも、この学校には沢山の障害を持った子供たちがいます。
ダウン症の子供たちを初めて見た時に
と言いながら私に駆け寄って来ました。
息子にとってダウン症の子供たちは怖いんだと思いました。
顔に障害のある子がいると
と気にしたり。
車椅子で涎を垂らしながら、いつも口に指を入れている高等部のお兄ちゃんを見掛けると
と気になったり。
ダウン症の子供たちを「怖い。」と言った時に【今後は、どうなるのだろう?】と心配しましたが、怖がったのは、その時だけでした。
ある日、担任の先生から
と言いながら写真を見せられました。
△△ちゃんは知的障害があり、少し体も不自由です。
言葉は話せません。
その子とプレイルームに敷いてあるマットに仰向けに寝転びながら息子がトミカの本を持ち上げて2人で見ている姿が写っていました。
この写真を見た時は、心がほっこりしました。
しゅんに△△ちゃんの事を聞いてみると
と△△ちゃんの事を話したり。
また、ある日の参観日では⚫︎⚫︎ちゃんという子に
と叫ばれながら本を取られたりしていましたが、変に怒り出す事もなく、そのまま遊び出しました。
前々から気性の荒い息子ではありませんでしたが、その子その子に合わせて過ごせている息子に安心しました。
そして、またある日には
と衝撃の話を言い出したので詳しく聞くと、どうやら研修の男の先生が来ているらしく、給食の時間に☆☆くんの着替えを男の先生が手伝ったら怒って教室の椅子を投げたらしいのです。
☆☆くんは、いつもとは違う先生が手伝った事に怒って椅子を投げたらしいのです。
この話を聞いた時は私もママ友もビックリしました(ママ友と一緒にお迎えに行っていた)
と言うか、研修の男の先生が来ている事自体、私もママ友も知らなかったのでビックリでした(慣れない人がいる事が苦手な子供もいると思うので、研修の先生が来るとか、そういうお便りはないんだと思いました)
椅子を投げるという衝撃的な出来事だったので息子も私たちに話したのだと思いますが、どうして☆☆くんが椅子を投げてしまったのか☆☆くんの気持ちを理解できている息子に感心しました。
☆☆くんも言葉が話せない子だったので、日頃の☆☆くんの様子を見ていて怒った☆☆くんの気持ちを息子なりに解釈したのだと思います。
支援学校でなければ、なかなか触れ合えなかった子供たちと触れ合い、最初は怖さもあったりしましたが息子には凄くいい勉強になっていると思いました。
そして先生から
息子がお手本???という感じでしたが【うちの息子はそれでいいのかな?】と、またまた少し不安になりました。
もし、息子がこの状況で優越感に浸っているなら、それは支援学校の中での事。
大人になって社会に出た時、現実の厳しさを知ったらどうなるのだろう?
入学して直ぐに行われた懇談会で
と伝えると、ある先生が
と言い出したので
と思いました。
地域にもよると思いますが、必ず支援級に行く事に関して言われる事は
- 1人の先生が8人ぐらいの子供を見なくてはいけない(だから適切な支援が受けられない可能性がある)
- あくまでも支援級は勉強をする所
- 身辺自立が出来ていなくてはいけない
- 座っていられなくてはいけない
このセリフを何度聞いたか分かりません。
でも、実際に息子を支援級に通わせている今、本当にみんなしっかりしていると思います。
息子の通っている知的障害学級の子供たちは授業中に動き回ってしまったり、なかなか指示通りに動かない子もいたりしますが、会話はしっかりしているし身辺自立も出来ています。
特に会話に関しては息子が支援級の練習に通い出して転校してから、もう1年以上が経ちます。
その間に知的障害学級にいた子供たちで卒業してしまった子供たちも含めて何人かの子供たちと会話をしてきましたが、みんな私の質問にしっかりと答えられる子ばかりでした。
恐らく、ちょっとした会話ぐらいだったら知的に障害がある子だなんて分からないのではないのかな?と思います。
話が長くなってしまうので、また支援級の事については、いつか書きたいと思います。