君が我が子を抱いた時、君に贈る詩 -6ページ目

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

一日のうちでも

とりわけ好きな時間に

一人でぼんやりすると

時間がとけていく


お湯を沸かしてグラスに注ぐ

蜂蜜をたらすと

お湯を嫌うように

グラスの底で重なり合う


スプーンでゆっくりと

根気よくかき混ぜると


まるで最初からそうであったように

とけあって境い目がなくなる


レモン汁を垂らして

ひと口飲めば

時間が消えてなくなった


窓の遠くに

散歩する人を見つけるまで

ずっと消えたままだった