君が我が子を抱いた時、君に贈る詩 -12ページ目

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

薄暗くなった部屋で

テレビは高校野球を映していて

僕は大音量でレゲエを聴きながら

本を読んでいた


窓の外は夕方の風に

シマトネリコの葉が

騒がしそうに揺れているが

何も聞こえない


文字はいつの間にか

解読不能の記号になって

左から右に流れていく


ソファに仰向けに

寝転がっていたので

猫がいたらお腹の上で

丸くなっただろう


代わりにクッションを置くと

いつの間にか僕の体温で

猫のようにあったかくなった