猫のいない部屋で薄暗くなった部屋でテレビは高校野球を映していて僕は大音量でレゲエを聴きながら本を読んでいた窓の外は夕方の風にシマトネリコの葉が騒がしそうに揺れているが何も聞こえない文字はいつの間にか解読不能の記号になって左から右に流れていくソファに仰向けに寝転がっていたので猫がいたらお腹の上で丸くなっただろう代わりにクッションを置くといつの間にか僕の体温で猫のようにあったかくなった