抜け殻 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

ついさっき

雨降ってる?って聞くと

わかんないと返ってきた


君の方が窓に近かったからだけど

窓の外に目をやる事もなかったから僕は

立ち上がって玄関ドア開いて確かめた


雨は音もなく

だけどしっかりと

辺りを濡らしていた


「もう降ってるよ」


「うん、降るって通知来てたから」


帰省していた息子たちが

それぞれの場所に戻って君は

抜け殻なのだろう


ポツンポツンが

部屋の中にまで届くのは

雨粒がしっかりと

壁や窓を叩くから


僕はもっとしっかり叩かないと

君の中には響かない