つづら坂とツクツクボウシ久しぶりに生まれ育った漁師町へあちらこちらの同級生の家の前を通って峠道へ小学生の頃止まらずに山頂に行けるかを友達と競った急勾配のつづら坂僕が達成できたのは小六の時の一度きり山頂からの眺めは今も変わらないツクツクボウシが大合唱で迎えてくれたけどあの頃この声がこんなに物悲しいとは気付かなかった