ツクツクボウシ | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。



久しぶりに
生まれ育った漁師町へ

あちらこちらの
同級生の家の前を通って峠道へ

小学生の頃
止まらずに山頂に行けるかを
友達と競った急勾配のつづら坂

僕が達成できたのは
小六の時の一度きり

山頂からの眺めは
今も変わらない


ツクツクボウシが
大合唱で迎えてくれたけど

あの頃
この声がこんなに物悲しいとは
気付かなかった