この世の楽園 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。



六月の

梅雨の合間に見せる青空から

やわらかい風が降りて


日陰では肌寒く

日向ではやや暑く


薄い上着を纏って

一歩二歩と歩めば心地よく


小高い丘に草原があれば

夕方まで寝入ってしまうだろう


そして塩むすびと

熱いほうじ茶があれば

この世の楽園


小学生の頃に

足を踏み入れた記憶があるけれど


その頃は

それが楽園なんて

思いもしなかった