この世の楽園六月の梅雨の合間に見せる青空からやわらかい風が降りて日陰では肌寒く日向ではやや暑く薄い上着を纏って一歩二歩と歩めば心地よく小高い丘に草原があれば夕方まで寝入ってしまうだろうそして塩むすびと熱いほうじ茶があればこの世の楽園小学生の頃に足を踏み入れた記憶があるけれどその頃はそれが楽園なんて思いもしなかった