白日夢 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

窓を開ければ

薄雲の隅から隅までを

太陽が照らして


明るい真っ白が

視界に飛び込むので

思わず目を閉じた


「お母さん、ゴメン」


彼は遠い方の大学を選んで

一人暮らしが確定した


大学を卒業する兄は就職して

もっと遠くで一人暮らしするから

この春二人の息子が

それぞれ家を出ることになる


寂しがる母を思って

つい出た言葉だった


「いいよ、掃除しに行くから」

「うん、来てよ」


二人のやり取りを僕は

黙って聞くだけだった