蓬莱岩② | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

裸足の女性が通り過ぎた後

老婆がヨタヨタと歩いて来て

ベンチに座った


「いい天気ですね」と声をかけた


「えっ、あ、こんにちは」


老婆は

あなたには私の姿が見えてるの?と

言いたげに驚いた顔で答えた


僕は全てを理解した

アビーロードのジャケットの

ポールが裸足だったので

亡くなっているのではと

ポール死亡説が流れた事があった


さっきの裸足の女性は死人で

老婆は死神なのだろう


しばらくすると

老婆は立ち上がって

何処まで行ったのかのうと呟いて

裸足の女性の後を追った