夜明け前に散らばる雲 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

 厚い雲に覆われた空だった

ジョギングする人の

足音を合図にするかのように

 

雲はちぎれ

散らばり始めた

 

隙間から

一番星が見え隠れして

ここにいるよと教えてくれる

 

ついに立ち止まった二人が

ずっと何やら話し込んで

夜明けに気付かないでいる

 

空はほんのり

赤みを帯びて

 

折り返したジョガーが

二人の前を横切っていった