夜明け前に散らばる雲 厚い雲に覆われた空だったジョギングする人の足音を合図にするかのように 雲はちぎれ散らばり始めた 隙間から一番星が見え隠れしてここにいるよと教えてくれる ついに立ち止まった二人がずっと何やら話し込んで夜明けに気付かないでいる 空はほんのり赤みを帯びて 折り返したジョガーが二人の前を横切っていった