夕焼けの波打ち際で | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

八年目の洗濯機が

ゴウゴウと音を出すようになった


見てもらうと

修理に六万円かかるので

買い替えた方がいいのではと言う


夕焼けを見つけると

空が開けた場所を探すか

家に急いで屋上に上がる


ほんの一分で表情が変わって

ため息をついたり

膝に手をついたり


ほんの一分で出した決断は

修理はせずに暫くこのまま使い

洗濯機の表情が一変したら

買い替えることに


夕焼けは

寄せては返す波のように

時を跨いでいく